プジョー 3008 試乗レポート(2/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
マルチに使い倒せそうな充実したインテリア
インテリアもこれまでのプジョー車にはなかった雰囲気だ。
モダンなデザインの空間に、SWと同等の大面積を誇るパノラミックガラスルーフ、ヘッドアップディスプレイ、ズラリと並ぶトグルスイッチ、エレクトリックパーキングブレーキなど、特徴的な要素がいくつかある。
シートポジションは乗用車的で、高めのコンソールにより仕切られている。
ちなみに本国仕様にはある、走行モードの切り替えや、テレマティクス、ビルトインタイプのモニターなどの装備が日本仕様では省かれたのは、ちょっと残念ではある。
日本に導入されるのは「プレミアム」と「グリフ」の2機種で、価格はそれぞれ339万円と385万円。先ごろ値下げが発表された308SWのもとの価格プラスアルファというところだが、まあ妥当なところだろう。
上級のグリフには、タイヤ&ホイールがプレミアムでは17インチのところが18インチになり、前席にシートヒーターと電動機構の付くレザーシートが与えられる。
機能面での装備差はあまりなく、フロントソナーとバイキセノンディレクショナルヘッドライトがグリフには付く。両グレード間で実に50万円近い価格差があるわけだが、グリフはもう少し安いとありがたい。
ラゲッジルームも特徴的で、テールゲートは上下に分割して開くことができるし、フロアボードの高さを3段階に調整できる。
さらに、6:4分割のリアシートは、ラゲッジルーム側からもレバー操作で前倒しすることができ、操作すると、座面が沈みこみながら背もたれが前に倒れ、上記フロアボードを3段階中のミドルポジションに合わせたときの高さで全面フラットになる。
その際のラゲッジルームの容量は1241リットルと、それなりに大きい。また、ポケッテリアも充実しているし、後席の足元には床下収納スペースもある。
ラゲッジルーム側壁には、必要に応じて取り外しが可能で、ハウジングに差し込めば自動的に充電してくれるサーチライトまで備わり、かなりマルチに使い倒せそうな雰囲気になっている。
そういえば308SWもかなりユニークなクルマだと思うが、こちら3008は、あくまでSUVとしてどういうものが好まれるかを考えた、という印象だ。
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