東風日産、ヴェヌーシア「R30」を公開【北京モーターショー2014】
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日産自動車の中国での合弁会社乗用車部門である東風日産乗用車公司(東風日産)は20日、北京モーターショーで同社の新しいブランドであるヴェヌーシアの4車種目「R30」を初公開した。
コンパクトな「R30」は、同セグメントにおいて競争力のある燃費性能を実現しながら、クラストップの高出力1.2Lガソリンエンジンを搭載し、広々とした室内空間と取り回しのし易さも実現している。主要グレードは、50,000人民元(約82.5万円)を下回る価格になると思われる。
東風日産の副総経理である任勇氏は、「『R30』は非常にお求め易い価格で、中国のお客さまにぴったりのエントリーカーです。モータリゼーションが続いている中国において、多くのお客さまが『R30』を初めてのクルマとして選んでくださると信じています」と述べた。
「R30」の受注受付は、今後2か月以内に開始する予定になっている。
また東風日産は、ヴェヌーシアの電気自動車「e30」を9月より販売することも発表した。同社はすでに、広州、襄陽、大連で、EVパイロットプログラムを開始している。2013年12月のプログラム開始以来、累計300台の「e30」が、合計100 kmの距離を走行している。
ヴェヌーシアは、2013年に10万台以上を販売しており、今年は昨年比50%増を目指している。
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