「AUTECH OWNERS GROUP(AOG) 湘南里帰りミーティング2012」[2012/11/10(Sat)] イベントレポート Part 1
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部・AUTECH
SNSで交流する全国のオーテック車ファンが、年に一度の「里帰り」!
すっかりおなじみとなったイベントが今年も開催された。日産のカスタマイズカーなどを製造・販売するオーテックジャパンが主催する「AUTECH OWNERS GROUP(AOG) 湘南里帰りミーティング2012」だ。
神奈川県の湘南地区にあるオーテックジャパンで製造され、全国のユーザーの元へと嫁いで行ったオーテック車が、今日だけは湘南の地に「里帰り」する。その数、なんと312台[速報値]。昨年の293台を超え、過去最高の台数が集まった!
参加者はみな、オーテックジャパンが主催するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「AUTECH OWNERS GROUP(オーテック オーナーズ グループ・AOG)」のメンバーだ。AOGはオーテック車オーナーが参加出来るコミュニティで、愛車自慢や日記などを通じて、オーナー同士の交流を図っている。湘南里帰りミーティングは、日頃はバーチャルでしか交流していないAOGのメンバーたちがリアルに集うことが出来る、貴重なイベントとなっている。
今年も北は北海道、西は九州・福岡から、それぞれ片道1000kmを走破して来たケースもあり、AOGに対するオーナーからの高い支持、そして情熱の強さを伺わせる。
快晴の秋空の下、熱い熱いファンに支えられ始まったAOG 湘南里帰りミーティング2012の模様を、全3回に渡ってお届けしよう!
サプライズゲスト、本山選手とちなってぃが(今年も)登場!
今年の湘南里帰りミーティング2012には、サプライズゲストがやってきた。
SUPER GT500に参戦する「MOTUL AUTECH GT-R」(23号車)の本山 哲(もとやまさとし)選手と、AUTECHレースクイーン、オートックワンでもお馴染みの”ちなってぃ”こと美波千夏(みなみちなつ)サンだ!
移動のアシにエルグランド ライダーを使う日産エースドライバーの本山選手、そしてAUTECHレースクイーンを3年務め、プライベートの愛車もオーテック車のキューブ ライダーだという我らがちなってぃ。「サプライズ」と言いながらも、ご両人は去年もおととしも湘南里帰りミーティングへ参加したオーテックファミリー。来場者の多くも、お2人の登場をすっかり期待していたようだけど(笑)・・・。
サーキットでのピットウォークのように、直後にレースを控えた独特の緊張感が漂うワケではなく、終日和やかムードで恒例のイベントを満喫していたご様子。心から楽しんでるお2人が見られるのも、湘南里帰りミーティングのお楽しみのひとつなのだ。
そんな本山 哲選手と美波千夏サンと、今年も独占インタビューが実現!
こちらの記事も近日公開予定なので、ぜひお楽しみに。
こだわりの塊、オーテック25周年記念試作車「AUTECH A25」
湘南里帰りミーティング会場では、ステージでのビンゴ大会などに加え、様々な展示物や参加型イベントが用意されていた。
中でもファンの注目を集めていたのは、昨年オーテックジャパンが25周年を迎えたことを記念して造られた試作車「AUTECH A25」の実車展示だ。
V36型スカイライン セダン(前期型・V6 3.5リッター車)がベースのA25は、全てがスペシャルメイド。
例えばエンジンには、クーペに搭載のVVEL(可変バルブリフト)機構を追加し、コンピュータから吸排気系に至るまでチューンナップ。それでいて、わざわざレギュラーガソリン仕様に変更されている。トランスミッションも、ベース車に設定のない6速MTがフェアレディZから移植。叩き出しによるド迫力のオーバーフェンダー内には、こちらもフェアレディZ Version NISMO用のワイドで大径な19インチが収まり、テールランプはR34スカイラインの丸テールが収まるワンオフと、どこもかしこもこだわりの塊なのだ。
またプロペラシャフトはカーボンとアルミ製だし、バケットシートは設置されるし、そのバケットの助手席はティアナに採用される回転機構「おもてなしシート」付きで乗降性が向上している(!)し、と、とにかく1つ1つがスペシャル過ぎて圧倒される。詳しくは写真のキャプションなどを参考にして欲しいが、オーテック社員有志たちのプロジェクトチームにより、彼らが有する高い技術力を集めて誕生したことが見て取れる。
祝!「マーチ ボレロ」が誕生15周年
もう1台、気になるクルマを発見した。オーテックジャパンによる日産 マーチのカスタマイズモデル「マーチ ボレロ」誕生15周年を記念して造られたスペシャルカーだ。社内のデザイナーの作による可愛らしいラッピングは、15周年だけに?経費わずか15万円で完成したそう。会場では歴代のマーチ ボレロの貴重なデザインスケッチ画が展示され、惜しくもボツとなってしまった対抗案などと併せて見ることが出来た。
このほか会場では、オーテック社員によるデザイン体験ブースやエンジン開発コーナー、技能道場といった体感型モノづくりコーナーや、カスタマイズカーと並ぶオーテックジャパンの柱、福祉車両「LV(ライフケアビークル)」の展示コーナー、さらにワンココーナーにお子様も楽しめるゲームコーナーなどなど、盛りだくさんのイベントコーナーが用意されていた。
そしてなにより、会場のそこかしこで愛車の傍らに椅子を出し、ファン同士が和やかに交流している姿こそが、このイベントの本質だ。こののんびりムード、なぜだか実に居心地がいい。
例年快晴に恵まれ、秋だというのにしっかり日焼けして帰ることになる「AOG 湘南里帰りミーティング」。のんびりムードにすっかりハマった我々取材チームも、今からもう、来年の開催が楽しみになってきた。
[レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
記事はまだまだ更新予定! 乞うご期待!
毎年お馴染み!「マリオ高野 vs ちなってぃ」AUTECHスペシャル対談も近日公開!
また、来場したオーテック車オーナーの方々にも、愛車のこだわりについてインタビューを実施した!
それぞれの記事は近日公開予定。乞うご期待!!
◎過去の「湘南里帰りミーティング2012」関連記事
■日産 LV(ライフケアビークル)のふるさとで福祉車両を体感!~オーテックジャパン 工場見学ツアー~[2012年4月16日]
■オーテックオーナーズミーティング(AOG)2011 湘南里帰りミーティング[その1]~オーナーインタビュー~[2011年11月2日]
■オーテックオーナーズミーティング(AOG)2011特集[その2]~ちなってぃー「美波千夏」スペシャルインタビュー~[2011年11月5日]
■オーテック オーナーズ グループ 湘南里帰りミーティング2010 イベントレポート[2010年11月10日]
■オーテック オーナーズ グループ 湘南里帰りミーティング2010 イベントレポート 第2弾[2010年11月13日]
■オーテック「湘南里帰りミーティング2009」レポート[2009年11月4日]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。