日産の代名詞ノートe-POWER、発売当初はここまで売れるとは思われていなかった!? そのワケはハイブリッドシステムにあった

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日産でもっとも売れている登録車といえばノートである。今でこそ日産を代表するモデルとなっているが、じつは爆発的人気となったのは2016年に追加したハイブリッドモデル「e-POWER」の登場後であり、それまでは大ヒットとは言えない成績であった。だがじつはe-POWERは当初日産社内では賛否両論あり、誰もがこれほど売れるとは予想していなかったという。今回は知られざる日産 ノートの歴史をご紹介する。
目次[開く][閉じる]
  1. 今や日産で一番売れている登録車のノート! 快進撃は2代目モデルの途中からだった
  2. 注目ポイントはプリウスとは異なるハイブリッドシステム! 日産社内からの不安の声をよそに大ヒットへ
  3. CMにも工夫! 充電のいらない電気自動車なるキャッチフレーズで大注目へ

今や日産で一番売れている登録車のノート! 快進撃は2代目モデルの途中からだった

日産 初代ノートがデビューしたのは2005年で、世界戦略車として登場。初代モデルが発売された当初は1.5リッターエンジンを搭載していたが、ライバル車よりも1割程度安い価格とあって、人気を集めた。

そして2012年にデビューした2代目モデルは当初1.2リッターノンターボエンジン。そして1.5リッターエンジン並みのパワーが自慢の1.2リッタースーパーチャージャーモデルの2本立てであった。

e-POWERモデル追加で登録車ナンバー1人気に

その後2016年のビッグマイナーチェンジでシリーズ初のハイブリッドモデル「e-POWER」が追加。瞬く間に大人気となり、日産としては数十年ぶりに登録車の販売台数1位に輝くなど、その快進撃たるや凄まじかったのだ。

当時筆者はスズキのディーラーマンとして新車販売を担当していたが、既存顧客はもとより新規に新車を購入する人でさえも、商談の時に必ずと言っていいほど「ノートe-POWERとどっちがいいの?」と問い合わせが殺到したことを記憶している。

その後e-POWERはノートのみならずセレナにも採用され、今や日産を代名詞となっている。だが、冒頭に述べた通り日産社内では賛否両論あったという。一体なぜか?

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注目ポイントはプリウスとは異なるハイブリッドシステム! 日産社内からの不安の声をよそに大ヒットへ

日産の代名詞「e-POWER」はハイブリッドシステムの中でもシリーズ方式というシステムを採用している。ざっくり言ってしまえばエンジンを発電機として使用し、バッテリーでタイヤを動かすというもの。

当時大ヒットを飛ばしていたハイブリッドカー「トヨタ プリウス」はシリーズパラレル方式を採用。こちらは発進時は低回転域から最大出力を出せるモーターの強みを生かし、低速走行もモーターが主役。速度が上がると燃費効率が高いエンジンを使用。エンジンで発生するパワーを使い切れない場合は電気に変換してバッテリーを充電する。強い加速が必要なときには、モーターとエンジンを併用するシステムである。

それに比べると、e-POWERはエンジンを発電機としてしか使用しないために、プリウスとはかなり性格の違うシステムなのだ。それだけに日産社内では「低価格にでき、燃費もよければヒットする!」という意見や「これまでにないシステムのためユーザーには受け入れられないのでは?」という賛否両論あったという。

>>ガソリン満タンで何キロ走る!? 日産 新型ノート vs ホンダ フィットの実燃費で比較してみた

CMにも工夫! 充電のいらない電気自動車なるキャッチフレーズで大注目へ

だが蓋を開けてみれば大ヒットとなったわけだが、ユーザーに訴求すべくCMにも工夫をほどこしたという。当時e-POWERを発売した際にCMなどで「充電のいらない電気自動車」というキャッチフレーズを使用。ハイブリッドというワードを使わずに、まったく新しい乗り物として訴求したのだ。

その甲斐あってか、アクセルペダルから足を離せば強烈な回生ブレーキが発動し、減速してくれるワンペダルドライブ。それに加えて燃費もいいとあって大ヒットとなったのだ。

その後e-POWERはミドルサイズミニバンのセレナにも採用。そして2020年登場の新型ノート、さらには新型ノート オーラと人気車種に続々と採用をしている状況だ。先代モデルからモーターの可動域を広げ、より電気自動車に近い走りを見せる最新のe-POWERシステム。2022年夏頃にも登場予定の新型エクストレイルにも採用される見込みのため、今後はますますe-POWERモデルの拡充に期待したい!

>>新型アウトランダーPHEVの兄弟車新型エクストレイルの日本発売はまだ!? 販売現場は大混乱となっていた【ディーラーの声を聞いてみた】

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

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