マリオが突撃「みんなのオーナーズクラブ」VOL.10 日産 マーチ12SR編(1/4)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:佐々木智宏
マーチ12SR 生誕10周年オーナーミーティング
今もクルマ好きの間では日産のコンパクトカー史上屈指の名車と讃えられる「マーチ12SR」。その生誕10周年を祝うオーナーミーティングが、2013年10月13日(日)に日産の追浜工場の敷地内で開催されました。
2003年10月15日に発売されたマーチ 12SRは、先代モデルのマーチをベースにオーテックジャパンがエンジン、サスペンション、ボディなどに大幅なチューニングを施したコンプリートカーで、走行性能とその官能性に満ちたフィーリングを当時のメディアは大絶賛。
運転マニアたちの間でもたいへんな話題となりましたが、なんと今回、12SRを所有するオーナーの皆さんから「12SRの10周年をお祝いしたい!主催はオーテックさんではなく我々12SRのオーナーのほうで。オーテックさんはゲストとして招きたい!」という声が噴出!
そんなユーザー側からの強い申し入れがあったことにより、この12SR生誕10周年イベントが実現したのです。
それほどまでにオーナーさんから愛されていたとは凄まじいばかりですね。このあたりに、オーテックジャパンファンの情念の強さ、クルマへの愛情の深さが実感させられます。
マーチ 12SRが発売された当時、マリオは新車情報誌の編集部員として働いていたので、12SRの衝撃的な、かつ予想外の気持ち良さに悶絶した記憶は今も鮮明に焼き付いております。
先代マーチはデザインが個性的で小回りの良く効くコンパクトカーで人気を博しましたが、軽過ぎて手応えがゼロのステアリングフィールなど、スポーティな走りを楽しむにはまったく不向きなクルマでした。
これが発売された当時の自分は、「いかにオーテックがチューンしたところで、スポーツ性がゼロという素性の悪さはいかんともし難いはず」などと甚だしく勘違いをしておりましたが、乗ってみてビックリ仰天!エンジンやステアリングのフィーリングからボディの剛性感まですべてが標準車のマーチとはまったくの別物と化しており、運転中にヨダレを垂らさずにはいられないほど走りが気持ち良いクルマに変わっていて驚愕しました。
12SRは好評により5ドア版の15SRが追加発売されるなど、当時のコンプリートカーとしては商売的にも大成功。販売台数は12SR、15SR合わせて7500台以上にも及び、コンプリートカーとしては爆発的ヒットと呼べる結果を残したのであります。
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