日産 リーフ 新型車解説(1/3)
- 筆者: 松下 宏
本格的なEVの幕開けは「日産 リーフ」から始まる
i-MiEVの発売から1年半ほどの遅れになったが、本格的な電気自動車(EV)の時代を感じさせる「日産 リーフ」が12/3、正式に発表された。
i-MiEVが軽自動車「アイ(i)」のプラットフォームを生かして作られたEVだったのに対し、リーフは基本プラットフォームを作る段階からEVを前提として開発が進められた。
その意味で、本格的な電気自動車の時代はリーフから始まるといっても過言ではない。
EVが良いのは、走行するときに有害な排気ガスを排出しないゼロエミッション車であることだ。走るための電気の発電にはCO2などを発生するので完全な無公害というわけではないが、走行中に排気ガスを出さないのはとても良いことだ。
リーフのボディサイズは全長が4,445mmで全幅が1,770mmだからやや幅広い3ナンバーサイズのボディを持つ。1,550mmの全高は普通のクルマと変わらない高さだ。
ホイールベースは2,700mmで、これは日産車ではブルーバードシルフィと同じ数値。シルフィはセダンなのでトランクがある分だけ全長が長く、逆に全幅は5ナンバーサイズに納められている。なので、リーフの大きさはティーダをひと回り大きくしたものと考えたら良いだろう。
電池を搭載することを前提に考えられたEV専用のプラットフォームを採用し、乗車定員が5名であるのも普通のクルマと変わらない。リチウムイオン電池は床下やシート下などに効率良く搭載されていて、居住空間やラゲッジスペースに電池の影響は感じられない。とても良くできたパッケージングといえる。
まだ市販車のリーフには試乗しておらず未確認だが、重いリチウムイオン電池が車両の中央に近く低い位置に搭載されることは、クルマの重量バランスが良くなり運動性能の向上に繋がるはずだ。
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