荒聖治選手/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」(2/4)

荒聖治選手/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」
荒聖治選手と愛車の日産 R32 GT-R 荒聖治選手と愛車の日産 R32 GT-R 荒聖治選手と愛車の日産 R32 GT-R 荒聖治選手と愛車の日産 R32 GT-R 荒聖治選手の愛車、日産 R32 GT-R 荒聖治選手と愛車の日産 R32 GT-R 荒聖治選手の愛車、日産 R32 GT-R 荒聖治選手と愛車の日産 R32 GT-R 画像ギャラリーはこちら

荒選手がGT-Rに惚れた理由は?

―そんなにも好きな理由って何なんですか?でもレースを始めるきっかけになった、ってことは乗る前から好きだったってことでしょう?まずはスタイリングから惚れたということ?

うん、スタイリングもそうだし、速さとか迫力とかもある。富士スピードウェイの最終コーナーって、当時は旧レイアウトだったんだけど、5速とか4速とか、結構スピードが出るんだよね。

あそこをあの速さでテールスライドで立ちあがってくる姿とかね、昔の100Rをドリフトで立ちあがってくる姿とか、見たらやっぱ、その迫力ってのは忘れられないよね。俺の中では衝撃というかね。

―そのファーストインパクトと乗った感じのイメージが変わらないから、こんなに長く乗り継いでる、ということでしょうか。

現行型の35GT-R、これはラクなのに速いし乗りやすい。洗練されてる、新しい感覚だよね。パドルシフトだし。

荒聖治選手と愛車の日産 R32 GT-R

でもそうじゃなくて、32って思いっきり加速したらどこ行くかわからない感覚があるからいい。自分でコントロールしてる実感がある。そんなにスピードを飛ばしてなくても楽しさを感じられるしね。

あとは手軽にイジれるっていうこともあるね。若い頃はガチガチのアシでマフラーもウルサイの付けてやってきたけど、30代後半のGT-Rの楽しみ方っていうの?俺もアラフォーになってきてさ(笑)しなやかで乗り心地よくてサーキットでも楽しめる、どんなステージに行ってもずっと乗ってたくなるような感じにしてる。

―しなやかでサーキットですか。両立って出来るものなんですか?

できるできる、出来てるよ!

新しいGT-Rのもともとの良さを生かして新しいパーツを組み込んでいくことによって、その二つが結構高い次元で両立できるようになって来てはいるかな。もうちょっと元気よく走るように、次はゲトラグを入れようかな、とか考えてるの、今。

あとはエンジン。ターボも下からブーストが上がって、扱いやすいものを選んでいこうかな、とかね。今のところエンジン自体はまだノーマルで、350馬力くらいの仕様だから。これでも結構充分なんだけど。

―さらに上を求めてチューニングをするわけですね?

俺の持ってる34のZチューンって500馬力を超えてるしすっごく速いし、完成度が高いから、自由自在にどうにでもなる感覚があるんだよね。でもね、愛着湧いてるんだよね、32のほうにね。

―手間のかかる子ほどかわいい、みたいな感じですか。

うん(笑)

―ちなみに32にこれまでにつぎ込んだ総額、いかほど?

400万から500万くらい…換算すると、だけどね。

―(驚)!!でもさすがにドカンといっぺんにつぎ込んだってワケじゃないんでしょう?

いやそれが(笑)今回はね、クルマを壊す前に対策しようと思ったから、納車されてすぐにやったのがボディのスポット増し。ドア回りとか全部剥がしてね。だからわりと最初から手を加えた。

―ってことは…今までの32、壊してきてるってことですか?

壊してるね(笑)。このひとつ前に乗ってたヤツは、サーキットでの某ロケで痛めつけすぎて帰りの首都高でエンジンブローした。

―あら!帰宅できず?

うん、JAFでそのままNISMOに運んだら、『もう捨てたほうがいいんじゃないの』って言われて。

―涙出ますね、悲しい~。その教訓を生かしたわけですね。

そう、今はスポーツ走行でも30分とか走り続けても全然平気だし。

―え?ちょっと待って下さい、スポーツ走行?“世界の荒”がスポーツ走行?!

普通に走ってるよ!クルマ好きの仲間と一緒に平日のサーキット走りに行ったりとか、全然してる。

―一緒に走れた人はラッキーですよね(笑)。追走でライン取りとかこっそり見ちゃったりして!

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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