荒聖治選手/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」(1/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
GT-R好きな荒選手、もはや「GT-Rコレクター」!
今回のゲストは荒聖治選手!
言わずと知れた“世界の荒”、あの世界3大レースにも数えられるルマン24時間レースでアウディR8を駆り、日本人二人目となる総合優勝を果たしたという、素晴らしいキャリアを持ってらっしゃるんです。
現在はレーシングドライバーとしてのみならず、自動車専門誌にも寄稿されているという荒選手の愛車は、日産 GT-R(32型)でした。
―どうしてGT-Rを選ばれたんですか?
そもそも俺がどうしてレースに出始めたか知ってる?
―…知りません(恐縮)
グループA(1985年~1993年まで行われたレース)に出てた、32GT-Rに憧れて、乗りたいと思ったのがきっかけなんだよね。そこからカートを始めたの。91年だったかな。
―すごい!完全にGT-Rきっかけなんですね!
俺たちの年代が免許を取った時代ってさ、色んな国産スーパーカーが出たんだよ。NSX、GT-R、GTO、スープラとか。そういう輸入車勢に勝負を挑めるようなクルマがちょうど出て来た時で、夢があったよね。いつかそういうのに乗ってみたいと思ってた。
でもGT-Rって高くてさ、そんなにポンと買えるモンじゃないから、結局俺が32GT-Rを手に入れたのって、2000年にGT500に乗ってから、なんだよね。
で、結局それから俺は32のGT-Rが大好きでずっと乗ってて、今で4台目になっちゃったの。32だけで。
―『32だけで』ってことは、32以外にもまさかGT-Rがあるとか…?
今32意外に3台持ってる。
―はあ?それは、なにを…?
32と、34のZチューンっていうニスモのコンプリートカーで、カウルもカーボンになってる、世界に20台しか存在しない貴重なクルマ。あとは35GT-R。
―あれ?33は?
どうも33には縁がないんだよね…。
―(笑)そこまで網羅して、33だけオミソですか。
なんでだろうね?でも4ドアの程度のいいヤツが出てきたら欲しいな、とは思ってるんだけど、まだ縁がないんだよね。
―う~ん、これはもうコレクターと呼んでもいいですね。
そう、だからもう、俺は完全にGT-Rオタクですよ。
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