日産 新型フーガ(2015年ビッグマイナーチェンジモデル)試乗レポート/国沢光宏(2/3)
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- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:茂呂幸正
納得のいく正直価格で売ればいい
エクステリアを見ると、このクルマが本来インフィニティ仕様をオリジナルにしているということに改めて気づく。日産のマークを付けたフーガと言えばセドリックの後継モデルという流れが印象として残るけれど、インフィニティだと思えばなぜか納得できてしまう。というあたりをデザインの総親方である中村史郎さんも考えたんだろう。
ここまで来たら、日産の大きなディーラーにインフィニティ専用のコーナーなど作り、まもなく発表される『Q30』(メルセデス・ベンツAクラスの兄弟車)などと一緒に販売すればいい。レクサスは「バッジ代」だけで普通のトヨタ車より極端に高い価格設定になってしまうが、日産はインフィニティを納得のいく正直価格で売ればいいと考えます。
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