DESIGNER’s ROOM vol.1 フェアレディZ 谷中譲治(3/4)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:田辺俊平(編集部)
S30からのヒント
編)話しを聞いているだけでZへのデザイン入魂の姿勢を強く感じます。ちなみにポルシェ ケイマンや、BMW Z4といった同じカテゴリーのクルマに対し、デザイン面で優るとお考えの部分は、どの辺りでしょうか。
谷中氏:両車ともとても素晴らしいクルマです。ただフェアレディZの多くのお客様はこれらのクルマとクロスショッピングしません。つまりフェアレディZとケイマン、フェアレディZとZ4というように、どちらか迷うのではなく、フェアレディZでなきゃダメだ!という、“Z指名買い”をされるお客様が多いのです。
Z=スポーツカーが持つクオリティは大事ですが、ラグジュアリーに振っただけのすました高額商品ではなく、見て乗って楽しめて、尚且つスパルタンになりすぎず、適度にZテイストを散りばめた点が、フェアレディZだけが持つデザインの魅力だと考えています。
それはインテリアの素材だったり、パーツの配置の仕方だったり、またエクステリアの目立つ部分から細部に至るまで、Zらしさをうまく盛り込みました。
今度じっくり眺めてみてください(笑)
編) ところで新型Zに新しく取り込んだデザインテイストというものはあるのでしょうか。
谷中氏:“新しく”と言えるのかは判りませんが、鍛え上げられたアスリートの身体のような密度感をもった塊りを緊張したサーフェイスで包む現代的なボディに、ウエストのラインやグラフィックを初代のS30を連想させるような感じでまとめようという意見で進めました。また華美になりすぎず、全体を大きく捉えて質実剛健に見せようとした点は、“新しく取り入れたテイスト”と言えるかもしれません。
編)谷中さんご自身、Zの最も気に入られている部分はどこでしょうか。
谷中氏:新型フェアレディZで気に入っている部分ですか、そうですね、どの部分という言い方はできませんが、クルマが停まっていて、乗り込もうと思って近づいていくその過程で様々な表情を見せるZの姿が好きですね。なんだか豊かさみたいなものを僕は感じます。
編)ちなみにZを購入されるお客様に、とくに注目していただきたい部分というのはどこですか。
谷中氏:新型フェアレディZの存在そのものです。これはグローバルなクルマですから、地域性によってみなさんの見方が違うんです。塊で見る人や、サーフェスの艶やかさで評価する人もいますし、どこまで手が入っているのかなど、細部をまじまじと見る人もいますからね。ですからそれに全部応えてやろうという想いで作りました(笑)
まあそれができるのが日本車であり、日産のデザイン力だと思うのです。
編)今の日産のデザインにはセンスの良さと勢いを感じます。ここからは谷中さんご自身についてですが、デザイナーとしての感性を高めたり、多くの意見、アイデアを束ねるうえで、何かされていることはありますか。
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