日産 フェアレディZ NISMO 試乗レポート/岡本幸一郎(2/3)
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- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
ブレーキの性能も巧みにチューニング
ビッグパワーを受け止めるブレーキの印象も上々だ。
もともとフェアレディZは、ノーマルでも走り系グレードにはアルミ製キャリパー対向ピストンブレーキが与えられており、2012年モデルからは対フェード性の向上したブレーキパッドも与えられている。
さらにフェアレディZ NISMOには、R35 GT-Rと同様の高剛性ブレーキホースと高性能ブレーキフルードが与えられている。これにより非常にコントロール性に優れるブレーキフィールとなっていて、爪先の力のかけ具合で制動力や荷重をリニアに制御できる仕上がりとなっている。
エンジンもブレーキも、それほど大掛かりな変更内容ではないながらも、巧みなチューニングにより、ノーマルよりも格段にスポーティな走りを手に入れていた。
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