高速道路が怖い! 湾岸線で絶叫しながら合流してみた【ペーパードライバー女子、11年ぶりの挑戦 Vol.19】

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こんにちは。11年間まともに運転せず、実力の伴わないゴールド免許を手にしているおおしまです。2019年も残すところあと少し。クルマで帰省やお出かけをする人もいることでしょう。しかし、高速道路の運転に苦手意識を持つ人も多いといいます。かくいう私も、昼間の首都高なんて夢のまた夢です。

そこで今回は「脱・高速道路ナーバス」を目指し、日産のイベントで実際に首都高湾岸線での合流を体験してきました!

>>高速の合流時には怖くてこんな顔に! イベントの様子を画像で見る

目次[開く][閉じる]
  1. 4人に1人は高速道路が苦手!?
  2. 高速道路、苦手はズバリ「合流」と「車線変更」
  3. 実習! 首都高みなとみらいインターから湾岸線へ
  4. いよいよ合流、絶対ぶつかると思ったら…
  5. 噂の日産「プロパイロット」を体験
  6. まとめ:「脱・高速道路ナーバス」できた?
  7. 最後まで読んで頂いた方には超豪華な旅館宿泊のチャンス!

4人に1人は高速道路が苦手!?

脱・高速道路ナーバス!

神奈川県横浜市にある日産グローバルギャラリー本社にて、高速道路に対する苦手意識を払拭するためのイベントが開催されたのは、2019年12月14日のこと。

「#脱・高速道路ナーバス 2020年の高速教習」と題され、前半はワークショップ、後半は希望者を対象にしたプチ高速教習が行われました。

ちなみに日産の調査によると、なんと4人に1人は高速道路に苦手意識を抱いているとか。私のようなペーパードライバーでなくても、やっぱりみんな苦手なんだ!

高速道路、苦手はズバリ「合流」と「車線変更」

逆に言えば、克服ポイントは2つだけ!

ワークショップの担当は、東京ペーパードライバー教習所所長の佐藤 徳孝さん。まずは高速道路運転のコツについてのお話から始まります。

そもそも高速道路が苦手と答える人の理由を集めてみると、主に2点。それは「ジャンクションやインターチェンジなどの合流時」「車線変更」です。

確かに私も、車線変更は極力しないよう左側を走りますし、合流時にはいつもクルマがいないかビクビクしています。

合流:恐怖で減速or無理に加速しない!

「合流については、自分が合流する側の場合、まずは合流場所を焦って手前で取らないこと。また、合流される側の気持ちを考えることが大切です」(佐藤さん)

合流が苦手という人の多くは、合流時にクルマが迫っていると怖くて減速してしまったり、はたまた早く入ってしまえと無理に加速し合流しようとしがちだそうです。

しかし、本線のクルマとの距離や速度をしっかり見て、同時に合流車線をしっかり使い、慌てず合流することが大切です。

車線変更:相手は自分より速いか? 遅いか?

また車線変更の場合は、相手のクルマとの距離だけを見るのではなく、“距離の差”を考えた動きを意識するのがポイントとか。

「車線変更時は相手のクルマとの距離だけを考えて動くのではなく、相手の速度が自分より早いのか遅いのかも意識を配ることで、無理なく変更できますよ」(佐藤さん)

相手のクルマが減速しているか(自分を前に入れようとしている)、加速しているか(先に行こうとしている)を見分け、適切に対処していくことが大事だそうです。

実習! 首都高みなとみらいインターから湾岸線へ

何回走ってもやっぱり怖い…

高速道路運転のコツを知ったら、次にやりたくなるのは、やはり実際の運転です。

本イベントでは、高速道路の運転を実際体験できるだけでなく、日産車に搭載されている運転支援システム「プロパイロット」を使って走行することが可能です。

本日の相棒「新型デイズ」に乗り込み、早速エンジンをかけスタートします。

と、ここで、横浜駅の日産本社ギャラリーから首都高のインターに向かうとき、なんだか自分の体がカチンコチンに固まっているのに気づきます。

「そういえば最後に高速道路を運転してから、もう4ヶ月たってる…」

自分はペーパードライバーですと、同乗してくださるインストラクターさんには念押ししたものの、人の往来も多いし、道は知らないし、なによりこれから湾岸線に乗り入れるなんて、不安すぎる

「あー帰りたい」と内心思いましたが、すでにクルマはインターに向かっています。「とにかく無事故で帰れますように…」と祈りながら、合流に向かってアクセルを踏み込みます。

いよいよ合流、絶対ぶつかると思ったら…

前半ワークで学んだことが、そのまま起こった

「クルマが来ていますが、落ち着いてくださいねー」

最初の難関、合流車線に差し掛かると、インストラクターさんのアドバイスが色々と響きます。と同時に、本線からは黒いBMWがぐんぐん近づいてくる。

「さっきのセミナーではしっかり合流車線を使って入ることって言っていたから、スピード落として向こうが行ったら入ればいいかな」

いきなり弱腰の決断をしたおおしま。速度をガンガン落として脇を見ていると、隣から「向こうは譲ろうとしているので、アクセル踏んで! もっと踏んで!」と、ゲキが飛びます。

「え、でも、踏んだらちょうどぶつかるかも…」

「この距離なら大丈夫です。相手は減速して譲ろうとしています。はい踏んで! 踏んで!

「え、本当ですか? 待って待って、絶対ぶつかると思うんですけど!」

とテンパり気味に叫びながらも、ちゃんとアクセルを踏む従順な私。

すると…。

なんと、相手のクルマの前にスーッと入れるではないですか(笑)。

「あれ、は、入れた。同じ速度で、ほぼ横並びかと思ってたのに」

思わず拍子抜けしますが、相手は減速して譲ろうとしていたので、怖くても踏まないとダメとのこと。ちなみに怖がって減速し、タイミングを逃して合流車線で止まってしまうのが1番ダメなパターンです。

「本線を走るクルマは、こういう時は大体減速し、譲ってくれようとします。不安でもしっかり相手のクルマの速度をみて、アクセルを踏みましょう」

ああ、これ、教習所で習ったヤツだし、過去のドライブ中にも2、3回は注意されたヤツだ…。そんなことを走馬灯のように思い出し、まだまだ成長が足りないなーと己を律するのでした。

噂の日産「プロパイロット」を体験

「ハンドル支援」は気持ち悪くて超ラクチン!?

磯子インターで折り返し、帰路では日産の運転支援システム「プロパイロット」を体験です。

プロパイロットには、ハンドルに手を添えておくことで、走行時の車体のブレやカーブを自動で操作してくれる「ハンドル支援」と、設定速度を上限として、前のクルマに追走してくれる「クルーズコントロールシステム」が搭載されています。

以前、別メーカーの車種でクルーズコントロールシステムは体験済みでしたが、ハンドル支援は初体験。早速スタートボタンを押し、ペダルから足を離し、ハンドルを握る手を緩めます。

「え!? な、なにこれ…なんだろう、ハンドル、動いてる? 動かしてる? あれ、私がハンドルに操作されてる? それとも私が操作してる?

はい、おおしまがまた、訳わからないことを口走りはじめました。

これ、実際に車内でわーきゃー言ってて、横でインストラクターさんは苦笑しています。

この感覚、伝わるでしょうか。言うなれば、止まっているエスカレーターを自分で歩いて登っている時の、あの気持ち悪さに近い。

確かにハンドルは自動で動いているのだけど、普段自分が動かすものだから、握る力が抜けきらない。ていうか力は入れちゃいけないんですけど、とにかくどんな力で握ったらいいか、慣れないうちは体がまごつく感じがしました。

しかしながら、しっかり前を見てハンドルだけ軽く握っていればいいだけの運転は、超ラクチン!!

まさに帰省などの長距離運転には、ありがたい機能です。

まとめ:「脱・高速道路ナーバス」できた?

いつでも練習がてらの試乗が可能

あっという間に終わった30分の高速教習。とはいえ、土曜の湾岸線は比較的空いていたので、これで「脱高速道路ナーバス達成した?」と問われたら、まだまだです。

日産グローバルギャラリー本社では、いつでも今日走ったコースでの試乗ができます。販売店ではないので、練習がてら使っていただくのも大歓迎ですよ」

最後にさりげなくアピールを兼ねた優しいアドバイスをくださるインストラクターさん。そういえば、最近日産に限らず、販売しない店舗やショールームを持つメーカーも増えました。

カーシェアのハードルが高いビギナーさんは、こういった方法で最初の一歩を踏み出してみるのもアリかもしれません。

年末年始に運転される方は、くれぐれも安全運転で。

そして楽しいカーライフで、1年を締めくくりましょう!

[筆者:おおしま りえ]

便利すぎてもうコレなしでは走れない!? 運転支援システム体験記事はコチラ!

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おおしま りえ
筆者おおしま りえ

<恋愛ジャーナリスト・イラストレーター>10代より大手ゲーム制作会社や水商売、プロ雀士など多くの業種業界を渡り歩き、のべ1万人の男性を接客。コミュニケーション術や心理学を学び、本人も気づかない本音を見抜く力を身につけ、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。 大学時代はジムカーナを楽しむクルマ女子でもある。現在潜入ルポやエッセイ執筆などを大手メディアにて執筆中。記事一覧を見る

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監修者MOTA編集部

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