9月5日(土)より加藤石油×トラクタブル×池内自動車の3社連携による「ゲート型スキャナーを用いたAI車両診断の実証実験(PoC)」を開始。


~ゲート通過で車のキズ・ヘコミを自動検知、自動車アフターマーケットのDXを牽引~

自動車の板金塗装事業を手掛ける株式会社イケウチ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池内 美友、以下「当社」)は、加藤石油株式会社(代表取締役:加藤 竜也、以下「加藤石油」)およびバーティカルAIソリューションを提供するTractable株式会社(代表取締役:山村 明、以下「トラクタブル」)の2社と連携し、SS/GS業界初(※1)となる「ゲート型スキャナーを用いたキズ・ヘコミAI診断の実証実験(PoC)」を2026年9月5日(土)より実施いたします。




■ バーティカルAIとは?

バーティカルAI(Vertical AI)とは、特定の業界や専門領域の課題解決に特化して設計・構築されたAIシステムのことです。 幅広い問いに答えるChatGPTなどの「汎用AI」とは異なり、業界特有の専門知識やルール、膨大な現場データを深く学習しているため、汎用AIでは対応できない高度な実務課題を高い精度で解決できるのが特徴です。

2026年7月には、日本政府が第2期となる「人工知能基本計画」を閣議決定し、日本の勝ち筋として「バーティカルAIの推進と集中投資」を国家戦略の柱の一つに据えました。国を挙げて産業競争力の強化や労働力不足の解消に向けた取り組みが加速する中、バーティカルAIは2026年の最重要ビジネストレンドとして、あらゆるビジネス領域で高い関心が寄せられているテーマとなっています。
自動車の板金塗装をはじめとするブルーカラー領域は、長らく職人の熟練した技術や「目視」といった属人的な感覚に深く依存しており、テクノロジーの介入が最も難しい領域の一つとされてきました。今回の実証実験は、このレガシーな業界に、自動車の損傷判定という極めて専門的な領域に特化した「バーティカルAI」を導入する、文字通り「業界初」の画期的な挑戦です。

これまで職人の「目」で行っていた高度な診断をAIの「眼」に置き換えることで潜在需要を瞬時にデータ化し、その後の修理工程という物理作業へとシームレスに繋ぎます。この仕組みは、ブルーカラー領域におけるAIトランスフォーメーション(AX)の最前線です。

■ 取り組みの背景と目的

従来の自動車板金塗装業界における修理受付は、お客様からの自己申告や、店舗スタッフの目視による気づき・声がけといった「待ちの姿勢」や「属人的なアナログオペレーション」に大きく依存していました。その結果、車両に損傷があっても修理の機会を逃し、潜在的な需要を可視化できない課題が存在していました。

本プロジェクトは、ガソリンスタンドへの来店導線の中に最新のAI技術を組み込むことで、車両の損傷ニーズをデータとして瞬時に顕在化させる革新的なデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みです。AIによる高精度な解析を通じ、顧客体験の向上と業務のデジタル化を両立する新しいビジネススキームを検証します。属人的なアナログ業務から「データ駆動型モデル」への転換を目指しております。

■ AI実証実験(PoC)の実施概要

本実証実験では、洗車割引をきっかけとしてお客様へAI診断をご案内します。お客様の車両が「AIゲート」を通過するだけで、AIが自動で車両を撮影・解析し、診断結果と概算見積をスマートに即時提示します。このITを活用した新しい顧客接点の構築により、潜在的なカーケアニーズへのきめ細やかな対応力や、店舗オペレーションにおける利便性向上といった観点から、次世代型サービスの有効性を検証いたします。
- 日程: 2026年9月5日(土)、6日(日)、7日(月)
- 時間: 9時~18時
- 場所: ENEOS EneJet 春日部SASS / 加藤石油(株)
- 住所: 〒344-0025 埼玉県春日部市増田新田390
- MAP: https://maps.app.goo.gl/wa1kGmpkkghXLn4i6

■ 各社の強みを掛け合わせた3社連携スキーム




本プロジェクトは、リアル店舗の顧客接点からバックエンドの修理実行まで、一気通貫のDXを実現するパートナーシップにより構成されています。

■加藤石油:
お客様とのフロント接点(お声がけ・診断結果の説明)および修理の契約・受注窓口を担います。

■トラクタブル:
自社開発のうえ北米で先行展開しているLumaScanner(TM)(ルマ・スキャナー)を提供します。従来の撮影作業からヒトを解放し、ゲートを通過するだけでAIが動画ベースで損傷判定し、診断レポート・概算見積を即時生成します。

■池内自動車(当社):
AI診断により関心を持たれたお客様に対する正式見積の作成、実際の修理施工、および納車を担当します。埼玉県内に展開する5店舗の直営ネットワークとスピーディーな修理ノウハウを駆使し、本プロジェクトの要である修理工程を強力にサポートします。

■【展望】ブルーカラー領域のDX/AXを牽引する「新トレンド」の創出へ

今回の実証実験を通じて、診断件数という表面的なデータだけでなく、従来運用との差分や最終的な増分利益、情報連携(LINE等を用いたシームレスな正式見積作成フロー)の正確性を追及します。検証結果をもとに、属人的なオペレーションを排除した再現性の高い「データ・AI主導の需要創出モデル」として確立し、業界全体のIT化・DX推進を強力に牽引してまいります。

▼ 他産業への波及の可能性:板金業界でできるなら、あらゆる現場でできる
本プロジェクトが実証する「AIによる需要創出と職人のシームレスな連携」は、ブルーカラー領域全体におけるAI活用の新たなスタンダードになり得るモデルです。
自動車の板金塗装という「熟練の職人技」や「目視」が不可欠とされてきた極めて属人的な領域にテクノロジーを介入させ、AIと人が共存して生産性を高めるこのスキームは、建設、製造、物流といった他の多くの現場産業にも応用が可能だと推察しています。本取り組みは、人手不足や生産性向上に悩むレガシー産業に対し、AI活用の効果を示し、現場産業をアップデートする「新トレンド」を発信していく試みです。


【加藤石油について】
1973年設立。「お客様と社員を笑顔にする」を企業理念に掲げ、フルサービス型をメインとしたサービスステーション(ガソリンスタンド)を19店舗展開しています。石油製品の販売を基盤に、各種自動車メンテナンス、レンタカー事業、福祉事業などを通じて、地域の皆様にとって「安全・安心で快適なカーライフ」を総合的にサポートしています。

【トラクタブルについて】
自動車の車両状態把握における画像認識AIのリーディングカンパニーであるトラクタブルは、世界トップの数億枚の画像を学習させた特化型AIを展開しています。国内外の損害保険各社が事故発生時のAIソリューションとしていち早く本番導入した実績を皮切りに、足元ではリース、中古車販売、リサイクル、オークション等のカーライフサイクル全般に向けてハードウェアスキャナーを自社開発しています。

(※1):2026年8月 自社調べ。日本国内の主要な「ガソリンスタンド(SS/GS)運営企業」および「AI車両診断サービス提供企業」を対象に、「ゲート型スキャナーを用いたAIによるキズ・ヘコミ診断の実証実験」の公開事例をインターネット(Web)調査した結果として。

【池内自動車について】
株式会社イケウチ(本社:東京都千代田区)が運営する、全国35店舗展開の板金塗装専門店です。「早い・安い・丁寧」をコンセプトに、自社工場直営による中間マージンの排除と徹底した工程管理により、業界トップクラスのコストパフォーマンスと短納期を実現しています。2026年には年間修理台数39,115台を突破。豊富な施工データと熟練の職人技を強みに、キズ・へこみ直しに特化した「街の車の駆け込み寺」として、デジタル見積もりやSNSを通じた透明性の高いサービスを提供しています。

<本件に関するお問い合わせ>
■報道関係者及びメディアのお問い合わせ先
株式会社イケウチ 広報担当
Email:info@ikeuchi-jidousha.com
公式HP:https://ikeuchi-jidousha.co.jp


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