中東情勢下でも中古車買取価格は高水準を維持海外需要と円安を背景に、秋頃まで高値圏が続く見通し/中古車買取相場推移レポート(2026年7月版)


株式会社ファブリカホールディングスの完全子会社、株式会社ファブリカコミュニケーションズ(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長CEO:谷口政人)が運営する中古車査定サイト「車選びドットコム買取」より、6月の買取相場動向および過去2~5年の買取相場をもとに分析した、7月以降の車買取相場予測をまとめたレポートをご案内いたします。

【本レポートのポイント】
・UAE向け中古車輸出は大幅に減少した一方、代替ルートへの切り替えにより総輸出台数は前年同月比約5%減にとどまる
・海外需要や円安を背景に、中古車オークション相場・買取価格ともに高水準を維持
・軽バン・軽ワゴンの買取台数は前月比約25%増となり、ボディタイプ別ランキングで5位に上昇




今回ご案内する2026年7月版の中古車買取相場レポートおよび過去のレポートについては、下記URLからご確認いただけます。
- 2026年7月版中古車買取相場レポート:https://www.kurumaerabi.com/kaitori/marketprice/
- 過去レポートアーカイブ:https://www.kurumaerabi.com/magazine/tag/125/


中古車輸出台数は微減、買取価格は高水準を維持


※過去5年間の中古車オークション相場および「車選びドットコム」の買取相場データをもとに分析

中東情勢は依然として不安定な状況が続いており、日本の中古車輸出にも影響を及ぼしています。

日本の中古車輸出の主要な中継拠点であったUAE(アラブ首長国連邦)向けの輸出は、2026年5月のUAE向け中古乗用車輸出台数は227台となり、前年同月の19,051台から約98.8%減少しました(※1)。一方で、輸出事業者や海外バイヤーは、アフリカや東欧、南米などへの直送ルートへの切り替えを進めており、2026年5月の中古車総輸出台数は前年同月比約5%減にとどまっています(※1)。

UAE向け輸出は大きく落ち込んだものの、代替ルートへの切り替えが進んだことで、輸出台数全体への影響は限定的となり、海外需要は引き続き堅調に推移しています。

こうした海外需要に加え、円安基調も中古車相場を支える要因となっています。海外バイヤーにとって、日本の中古車は依然として価格競争力が高く、国内事業者との仕入れ競争が続いています。

USS(株式会社ユー・エス・エス)が2026年7月6日に公表したオークション成約単価は平均約130万円となり、前年同期比で約10%上昇しました(※2)。また、「車選びドットコム」が独自に集計した中古車買取価格データでも、高水準での推移が続いています。

このように、中東情勢の影響により輸出ルートは変化しているものの、海外需要の堅調な推移と円安を背景に、中古車の買取価格は引き続き高い水準を維持しています。車の売却を検討しているユーザーにとっては、高値での売却が期待できる市場環境が続いていると考えられます。

なお、前月の市場レポートで言及したナフサ供給の影響については、現時点で新車生産への大きな影響は確認されていません。一方、ナフサは自動車部品をはじめ幅広い製品の原料であるため、供給制約が長期化した場合の影響については、引き続き注視する必要があるでしょう。

※1 出典:2026年・2025年普通貿易統計(e-Stat)に基づく
※2 出典:株式会社ユー・エス・エス「USSオートオークション成約実績(2026年6月)」(2026年7月6日公表)

中古車買取市場の動向




※過去2年の中古車オークション相場および「車選びドットコム」買取・下取り統計データをもとに算出
※予測値は参考値であり、実際の買取価格を保証するものではありません


2026年5月以降の中古車輸出市場は、中東情勢による物流への影響を受けながらも、輸出ルートの多様化や円安を背景に、堅調に推移しています。

国内の中古車買取市場においても高水準が続いており、「車選びドットコム」が独自に集計した買取価格データでは、平均買取価格は100万円を超える水準で推移しています。また、今後も海外需要や円安基調を背景に、秋頃までは高値圏で推移することが見込まれます。

車齢別に見ると、1~3年程度の高年式・良質車は、海外市場での需要が高く、引き続き高値で取引されています。

一方、車齢5~7年程度の車両は、各国の輸入規制条件に合致しやすいことに加え、国内市場では価格が下落しやすい時期と重なるため、海外バイヤーからの需要が高まっています。

また、国内市場では評価が下がりやすい走行距離10万km超の車両や、初度登録から10年以上経過した車両についても、海外市場では一定の需要があります。特にアフリカや中東、アジアなどでは、日本車の耐久性や整備性が高く評価されており、国内需要だけでは評価されにくい車両でも、輸出需要を反映した査定額となるケースがあります。

車種別では、ランドクルーザー、アルファード、ハイエースといった海外人気の高いモデルに加え、各国の輸入規制や市場ニーズを背景に、トヨタ ハリアー(60系最終型)、日産 ノート e-POWER(E12)、トヨタ ヤリスクロス、マツダ CX-5・CX-8のディーゼルモデルなども需要が高まっています。

車両の年式や登録時期、パワーユニット(ガソリン・ディーゼル・ハイブリッド・e-POWER)などによって、海外市場での需要や輸出先国の規制への適合状況は異なります。こうした条件が査定額に影響することもあるため、売却時には年式や走行距離だけでなく、車両ごとの特性を踏まえて評価を受けることが重要です。

ボディタイプ別中古車買取ランキング
車選びドットコムの最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介します。
※ 2026年7月13日時点集計
※「車選びドットコム」のボディタイプ別買取ランキングは、オークション相場や自社統計データを基に算出した独自データとなっており、詳細数値は非公開としています。

国産車ボディタイプ別買取ランキング



国産車ボディタイプ別買取ランキングでは、トップ3の順位は前月から変動がありませんでした。一方で、軽バン・軽ワゴンは前月比で約25%買取台数を伸ばし、セダン・ハードトップを上回って5位となりました。
背景には、ホンダ N-BOXやスズキ スペーシアなど、発売から10年以上が経過した人気軽自動車の買い替え需要が増えていることも要因の一つと考えられます。
輸入車ボディタイプ別買取ランキング


輸入車ボディタイプ別買取ランキングでは、前月の1位と2位が入れ替わり、トップ3はSUV・クロカン、セダン・ハードトップ、コンパクト・ハッチバックの順となりました。
一方、4位以下では、トラックが6位へ順位を下げた一方で、クーペとステーションワゴンはそれぞれ一つずつ順位を上げました。

中古車の無料査定サイト「車選びドットコム買取」について
「車選びドットコム買取」のWebサイトでは、中古車の買取に関する情報を発信しており、車の買取相場や実際に査定を行ったユーザーの口コミなど、車を売却する際に参考となる情報をお届けしています。ユーザーが選ぶ買取業者おすすめランキング、車売却時の困りごとを解決するノウハウ記事も掲載中です。
サービスURL:https://www.kurumaerabi.com/kaitori/

会社概要
【株式会社ファブリカホールディングス】
代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地:東京都港区赤坂1−11-30 赤坂1丁目センタービル 9F
設立:1994年11月
上場:東証スタンダード市場(コード番号:4193)
コーポレートサイト:https://www.fabrica-hd.co.jp/

【株式会社ファブリカコミュニケーションズ】
代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦3-5-30 三晃錦ビル8F
事業内容:業務支援システム開発・販売事業、インターネットメディア事業、WEBマーケティング支援事業、自動車修理・レンタカー事業
出資比率:株式会社ファブリカホールディングス100%
コーポレートサイト:https://www.fabrica-com.co.jp/

<本件のリリースに関するお問い合わせ先>
株式会社ファブリカコミュニケーションズ 広報担当
E-mail: press@fabrica-com.co.jp


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