GLMが開発中の商用車向け車載用サブバッテリーの受注を開始



 電気自動車(EV)の開発を行うGLM株式会社(所在地:京都府京都市)は、開発中の商用車(主に大型トラック)向け車載用サブバッテリーシステムの受注を開始いたしました。
当製品は今春のプロトタイプの発表以降、製品化へ向けた改良を重ね、様々な点で利便性や効率を向上することに成功致しました。プロトタイプからの大きな変更点として製品のパッケージ性向上が挙げられます。全てのユニットを組み込んだボックスをキャビン内に配置するプロトタイプでは、居室空間をある程度犠牲にする必要があったため、快適性に問題がありました。そこで製品化に向けこの点の改良を重要視。バッテリー、インバーター、充電器などをワンパッケージとしていたユニットを室外設置ユニット(主にバッテリー)とキャビン内設置ユニット(主にインバーターと充電器)に分けることで、限られた空間の有効活用に成功。特にキャビン内はデッドスペースにユニットを設置することにより、居住性を犠牲にすることなく製品をインストールすることが可能になりました。
当製品の希望小売価格は750,000円(税別)(車両取付ブラケット別売)、2023年12月18日より受注を開始、2024年春以降随時デリバリーを行います。また、来春以降にパーキングクーラーの受注開始も予定しており、車内環境の向上へ向けより利便性の高いパッケージとする予定です。









バッテリー容量は2.56kWh(2,560Wh)の大容量。これは車内での冷暖房機器の長時間の稼働を可能にするもので、主に都市部などで問題となっている待機中トラックのアイドリング問題解決へ大きく寄与でき、当製品を採用することで環境保護への取り組みを大きくアピールできます。また、近年高値で推移する燃料費の削減も期待できます。車両待機中のアイドリングによる燃料消費は年間約30~50万円(当社算出)もの額になり、近年高騰の一途にある燃料価格による大幅なコスト増に直面している貨物自動車運送事業者にコストダウンを提案できます。さらに、当製品は走行中にオルタネーターで自車発電したエネルギーで充電するため、約4時間の走行で80%の充電が可能であり、充電の手間が省けると共に大変効率の良いエネルギー消費及びチャージが可能となっています。
これら製品特性を踏まえ、環境問題や2024年問題(働き方改革関連法によって2024年4月1日以降、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限が960時間に制限されることによって発生する問題の総称)に取り組む貨物自動車運送事業者等への納入を狙います。

当量産モデルの開発にあたってはプロトタイプの開発に引き続きダブルクラッチ株式会社と協業体制を維持。商用トラックを複数台有し、商用車向け先進製品の開発を行っている同社との協業により、製品の実証実験や実利用シーンからのリターンを迅速に開発現場に落とし込むことができ、より利用者のニーズに寄り添った製品の開発をスピーディーに推し進めることが可能となりました。
    
■ダブルクラッチ株式会社■
HP : http://wdx.doubleclutch.co.jp
・代表:中本浩司
・事業内容 商用車向け研究開発のエンジニアリング業務
      モビリティ用品の企画・製造・販売業務 一般貨物自動車運送事業


   




製品に関するお問い合わせ、スペックの詳細等は以下当社HPにてご確認ください



https://glm.jp/products/subbattery


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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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