日本カー・オブ・ザ・イヤー“10ベストカー”に入った「アルピナ B3」ってどんなクルマ!?

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2020年11月4日、毎年恒例「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考に進む10台が発表された。国産と海外5台ずつのラインナップの中で、今回はBMWが2台もノミネートされていたことでも話題を呼んでいる。その中でも“アルピナ”の文字に「おっ!」と思った方も多いはず。そこで今回は、BMWはBMWでも特にツウ好みな「BMW アルピナ 新型B3」についてご紹介しよう。

目次[開く][閉じる]
  1. BMW アルピナ B3が今年の車10台に選出
  2. 美と機能性を両立! BMW アルピナ 新型B3の主な特徴
  3. 主なスペックと価格

BMW アルピナ B3が今年の車10台に選出

今回「2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考会に進む上位10台の「10ベストカー」に選出された2つのBMWは「BMW 2シリーズグランクーペ」と「BMW ALPINA(アルピナ) B3」だ。同じBMWを名乗りながらも、この2台は別ブランドのモデルである。

「控えめエレガント」なBMW!? アルピナとは?

アルピナとは、BMW社とのパートナーシップを通じて開発・製造を行う、BMW車をベースにしたハイエンドモデルを生み出すドイツの高級ブランドだ。総生産台数は世界でおよそ年間1700台。1台1台には固有の車体番号が刻印され、規模は小さいながらもひとつの自動車メーカーとして認められている。

「控え目なエレガンス」を哲学としており、快適性に重点を置いたインテリア、平均を上回るドライビングパフォーマンス、そしてスポーティでありながらも控え目な外観が特徴となっている。

▼2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー関連記事はコチラ!▼

美と機能性を両立! BMW アルピナ 新型B3の主な特徴

BMW アルピナ 新型B3は、新型BMW 3シリーズ/3シリーズツーリング(G20系)をベースに、手作業で組まれた直列6気筒 3リッターツインターボエンジンを搭載。駆動配分をリヤ寄りにした独自のAWD(xDrive:四輪駆動)と組み合わせた。BMWで言えばM3に相当する、最もパフォーマンスの高いモデルである。

日本カー・オブ・ザ・イヤーの“10ベストカー”に入ったアルピナ B3だが、一足お先にドイツで10月13日に発表された「ドイツ・カー・オブ・ザ・イヤー2021」では、アルピナ B3が22台のノミネート車の中から「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、既に世界でも高い評価を受けている。

迫力のフロントと美しいリアを併せ持つ外観

BMW アルピナ 新型B3エクステリアは、アルピナならではのデザインとエアロダイナミクス・エレメントが融合し、よりダイナミックな外観と機能性を両立させている。

フロントスポイラーの大型エアインテークには“ALPINA”のロゴがあしらわれ、リアビューには2組のツインテールパイプを備えたアルピナ・スポーツエキゾーストシステムがリアエプロンのフォルムに美しく一体化。また中央に配置された小型のディフューザーフィンは、リアによりダイナミックな存在感を与えている。

さらに、ボディカラーの「アルピナ・ブルー」と「アルピナ・グリーン」はBMW アルピナモデルだけに用意されている特別な限定色だ。

クラシックで味わい深いインテリア

インテリアでは、フロアマットとシートバックレストのメタルエンブレム、ドアシルプレート、製造番号を刻印したアルピナ・プロダクションプレートなど、アルピナのクラシックなディテールがスタイリッシュな雰囲気を生み出している。

また、ヒーター機能を備えたスポーツステアリングホイールはラヴァリナレザーを贅沢に用いた手仕上げとなっており、プレミアムな握り心地を追及している。

卓越したドライビング・パフォーマンス

BMW アルピナ 新型B3にはビ・ターボ・チャージングシステム(ツインターボ)を搭載した最新世代の3.0リッター直列6気筒エンジン(S58)が採用されており、5500rpmから7000rpmまでの回転域で最高出力は462PSを発生させる。

最大トルクは日常の運転で利用する2500rpmから4500rpmまでの回転域で700Nmを発生させる。0~100km/h加速はわずか3.8秒、巡航最高速度は303km/hに到達する。

“最高”速度が300km/hを超えるハイパフォーマンスカーはそれほど珍しくないが、“巡航”最高速度300km/hをスペックシートに載せるクルマは珍しい。しかもこれをスーパースポーツカーではなく、見た目には“控えめな”セダン&ワゴンで達成させてしまうところがなかなか痛快だ。

主なスペックと価格

アルピナ B3 LIMOUSINE(セダン)

■全長:4719mm

■全幅:1827mm

■全高:1440mm

■車両重量:1785kg

■エンジン:3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジン

■トランスミッション:アルピナ・スウィッチトロニック付き8速スポーツオートマチック

■駆動:AWD

■最高出力:340kW(462PS)/5500rpm~7000rpm

■最大トルク:700Nm(71.4kgm)/3000rpm~4500rpm

■価格:1229万円(左ハンドル)、1258万円(右ハンドル)

アルピナ B3 TOURING(ワゴン)

■全長:4719mm

■全幅:2068mm

■全高:1438mm

■車両重量:1865kg

■エンジン:3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジン

■トランスミッション:アルピナ・スウィッチトロニック付き8速スポーツオートマチック

■駆動:AWD

■最高出力:340kW(462PS)/5500rpm~7000rpm

■最大トルク:700Nm(71.4kgm)/2500rpm~4500rpm

■価格:1297万円(右ハンドルのみ)

BMWアルピナ/B3
BMWアルピナ B3カタログを見る
新車価格:
1,229万円1,258万円
中古価格:
270万円1,693.8万円
BMWアルピナ/B3ツーリング
BMWアルピナ B3ツーリングカタログを見る
新車価格:
1,297万円1,297万円
中古価格:
355万円483.9万円

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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