765馬力、最高時速330キロのモンスターマシンが上陸! マクラーレン 765LTが日本初公開
マクラーレン・オートモーティブは2020年11月5日、最新のロングテールシリーズとなる「765LT」を日本初公開した。今後、個別のナンバーが割り振られたわずか765台の車両が注文に応じて全世界で発売される。なお、価格は4450万円からとなっている。
究極マシン、マクラーレン 765LTが日本初公開!
ロングテール史上最も過激な外観デザイン
マクラーレン 765LTは、伝説のマクラーレン F1 GTR ロングテール・レースカーをルーツとする最新「ロングテール」シリーズ。その外観は徹底的に空力性能を高めるためにデザインされ、フロントスプリッターはより多くのダウンフォースを発生するため、路面すれすれの位置に取り付けられている。
765LTのノーズは、ベースとなる720Sに比べ、フロントバンパーとフロントスプリッターの両方が前方に伸ばされ48mm拡張。また表面積が20%拡大した新しいアクティブリアウィングは後ろに9mm延長されており、これら2つの変更点を合わせると車両の全長は57mm ストレッチされている。
余計なものがそぎ落とされたインテリア
インテリアカラー・テーマは8種類用意されており、軽量なアルカンターラの内装は淡い色彩を初めて導入。標準的なカーボンブラックのステッチがマクラーレンオレンジに置き換えられている。
またカーボンファイバーが多用されたドライバー情報プラットフォームとして、8インチの高解像度のセントラルインフォテインメントスクリーンを搭載。さらに、軽量化のため空調とオーディオシステムは標準では装備されておらず、どちらも追加費用なしのオプションとして注文するという徹底ぶりだ。
徹底的な軽量化で、重量はわずか1229kg
765LTはロングテールの伝統である軽量化を受け継ぎ、チタニウム製のエグゾーストシステム、Formula 1と同等のトランスミッション素材、より薄くなったガラスおよびモータースポーツスタイルのポリカーボネート製透明パネルを採用。
765LTの利用可能なすべての軽量化対策を採用すると、比較可能な仕様の最軽量のライバル車より50kg以上も軽い、わずか1229kgという驚異の乾燥重量を記録する。
765PS、最高時速330km! 765LTのパワートレインと加速性能
765LTはこれまでのロングテールシリーズの中で最もパワフルなエンジンを搭載する。マクラーレン M840T型4.0リッターV8ツインターボエンジンは、最高出力765PS/7500rpm 、最大トルクは800Nm/5500rpmを発生するハイパフォーマンスユニットだ。
また加速性能は0~100Km/h加速が2.8秒、0~200km/h加速は当初の目標よりも0.2秒速い7.0秒、となり最高速度は330km/hを誇る。
マクラーレン 765LTの主なスペック
■全長:4600mm
■全幅:2161mm(ミラーを開いた状態)
■全高:1193mm
■車両重量:1229kg(最軽量時)
■エンジン:4.0リッターV型8気筒 M840T ツインターボ・エンジン
■トランスミッション:7速SSG(コンフォート、スポーツおよびトラックのモード)
■駆動:縦置きミッドエンジン、RWD
■最高出力:765PS(563kW)/7500rpm
■最大トルク:800Nm/5500rpm
■最高速度:330km/h
■価格:4450万円~
■限定生産台数:765台
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