高級車アルファードが上位にランクイン! 大波乱の登録車・軽自動車総合ランキング【2020年上半期】
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会(以下、自販連/全軽自協)より、2020年度上半期販売台数ランキングが発表された。2020年9月の販売台数ランキングでは、新型ヤリスクロスを含めたトヨタ ヤリスが、単月の販売台数で絶対王者のホンダ N-BOXトップを獲得し話題となったが、今回は2020年4月から2020年9月までの合計販売台数をもとに、いま国内の新車販売市場はどうなっているのか見ていこう。
上半期の販売ランキングでは以前N-BOX強し!
2020年9月単月の販売台数では、王者N-BOXがついに陥落し、トヨタ ヤリスが総合トップの座を獲得した。しかし、2020年4月から9月までの合計販売台数では、90612台を販売したホンダ N-BOXが依然としてトップ。トヨタ ヤリスは79400台で2位となった。以下、3位スズキ スペーシア、4位トヨタ ライズ、5位トヨタカローラと続く。
登録車のミニバンではアルファードが唯一TOP10入り
中でも目立つのは、コンパクトカーや軽自動車の中に、Lサイズミニバンのアルファードが8位にランクインしていること。車格はもちろんのこと、もっとも安いグレードでも352万円のアルファードが食い込んできているのは驚きだ。ちなみに、Mサイズミニバンでもっとも販売台数が多かったのは、30135台の日産 セレナ。また、Lサイズミニバンでは、8048台を販売したトヨタ ヴェルファイアが続くものの、アルファードとの差は大きく開いている。
2020年度上半期総合販売ランキング(自販連・全軽自協調べ)
1位:ホンダ N-BOX(90612台)
2位:トヨタ ヤリス(79400台)
3位:スズキ スペーシア(62399台)
4位:トヨタ ライズ(61035台)
5位:トヨタ カローラ(55854台)
6位:ダイハツ タント(52210台)
7位:ホンダ フィット(50521台)
8位:トヨタ アルファード(44311台)
9位:日産 ルークス(41112台)
10位:ダイハツムーヴ(40398台)
スズキがダイハツを抜き6年ぶりに首位を獲得
2020年度上半期(4月~9月)のランキングでさらに注目したい変化は、軽自動車の販売台数とシェアでスズキがダイハツを抜き1位となったことだ。
2007年にダイハツがスズキを抜き1位になって以降、2014年を除き年間販売台数はダイハツがトップを守ってきた。2020年はまだ2か月余りを残しており確定的なことは言えないが、スズキが1位を取れば6年ぶりの快挙となる。
2020年度上半期メーカー別軽自動車販売ランキング(全軽自協調べ)
1位:スズキ 234433台
2位:ダイハツ 232113台
3位:ホンダ 145803台
4位:日産 91738台
5位:三菱 17608台
スペーシアとハスラーが販売台数減少を最小限に抑えた
前年同時期の累計台数と比べることでも、スズキが好調であることが見て取れる。2020年6月発売の日産ルークスを除き、スーパーハイトワゴンで上位争いを繰り広げている3車種では、N-BOXは66.6%、タントは59.2%と大幅に落ち込んでいる。対するスペーシアは78.2%と、こちらも前年を下回ってはいるもののライバルタントと比較すると、減少幅を半分に抑えた。
2020年発売の新型車が好調なこともランキングに大きく影響
2020年に2代目となったハスラーは、前年比142.2%と好調で、フルモデルチェンジの効果が顕著に表れている。
また、2020年3月に発売を開始した日産 ルークスも41112台を販売し、軽自動車ランキングでは4位、総合でも9位にランクイン。上位陣のユーザーを奪っているのは確実で、今後の伸び次第では、軽自動車のランキングを大きく揺るがす可能性を秘めている。
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