第二の仕事場にも!? キャンピングカーがWithコロナ時代に相応しい理由とは
2020年9月19日(土)~21日(月祝)の3日間、幕張メッセ(千葉県千葉市)にて「東京キャンピングカーショー2020」が開催される。現在人気急上昇中のキャンピングカーは、Withコロナ時代に相応しい乗り物だった! その理由とは。今キャンピングカーに興味がある方に向け、キャンピングカーの種類についても紹介していく。
100台を超える展示車両から自分に合った1台を見つけよう!
最新・人気のキャンピングカー100台超が一堂に集結するキャンピングカーの展示会「東京キャンピングカーショー2020 in 幕張メッセ」を2020年9月19日(土)~21日(月祝)の3日間、千葉幕張メッセ国際展示場4ホールにて開催される。
コロナウイルスの影響により開催が危ぶまれていたが、感染対策を徹底することで、開催にこぎつけた。(ステージイベント、キッズスペースの設置は中止)
昨今のアウトドア、キャンプブームはもちろんのこと、コロナ禍に伴う緊急事態宣言時の対応や在宅ワークの広がりなどによって、キャンピングカーが注目されている。
東京キャンピングカーショー2020 in 幕張メッセ開催概要
・開催期間:
2020年9月19日(土)12:00〜18:00
2020年9月20日(日)10:00〜17:00
2020年9月21日(月祝)10:00〜17:00
・会場:千葉幕張メッセ国際展示場4ホール
・入場料(前売り):大人(高校生以上)/800円 小人(小・中学生)/500円
・入場料(当日券):大人(高校生以上)/1,000円 小人(小・中学生)/600円
新たな仕事部屋として見直されているキャンピングカー
一般社団法人日本RV協会が行った「急事態宣言下におけるキャンピングカーの利用方法」のアンケート調査によると、キャンピングカーを持ってい人のうち、緊急事態宣言が発令されてからキャンピングカーを使ったと答えた人の割合が78.6%。そのうち、具体的な使い方の内訳では、「メンテナンスをした:41.5%」に次いで、「車両を動かさず車内で過ごした:17.9%」となった。
さらに具体的な過ごし方を自由回答で聞いてみると、「仕事」「リモートワークに使用」「テレワークに使用 家の中よりも仕事に集中できるため」という、キャンピングカーを仕事部屋として使っている回答が多い。
緊急事態宣言後には、在宅ワークやテレワークが推奨されたが、家族が家にいることで思うように仕事ができないという声も少なくない。そこで注目を集めたのがキャンピングカー。一般的なキャンピングカーでは、サブバッテリーがあることによってコンセント類から電源が取れ、ノートPCなどを気軽に使用できる。また、家に停めた状態であれば、外部給電をすることで、さらに電源を気する必要がない。中には、エンジンをかけなくてもエアコンが使える車種もあり、まさに“もう一つの部屋”として使用することができるのだ。
Withコロナ時代ならではのキャンピングカー活用法とは
緊急事態宣言解除後GoToトラベルキャンペーンも実施され、そろそろお出かけしたい気持ちは高まっているものの、公共交通機関を利用しての長時間の移動や、宿での宿泊にはまだ不安を覚える人も多いようだ。そんなWithコロナ時代の旅にも、キャンピングカーは適している。
移動はもちろんのこと、キャンプ場や車中泊可能な駐車場を利用し、他の人との接触もないプライベートな空間の中で快適に眠ることが出来る。旅先の状況を判断しつつ、観光名所や温泉施設、レストランの利用も上手く組み合わせることで、今まで以上に柔軟な旅を楽しめるのだ。
予算や用途で選ぼう!主なキャンピングカーのタイプ
レジャーだけでなく、テレワークや災害時にも役立つキャンピングカー。だが、まだ所有したことがないユーザーにとっては、「価格が高い」「維持が大変そう」「普段使いができなそう」といった懸念もあるだろう。
しかし、右肩上がりで市場が成長しているキャンピングカーは、用途や予算によって選択できる車種が豊富に用意されている。
価格と維持費の安さが魅力! 軽キャンピングカー
ベース車両の価格が安い軽自動車を使ったキャンピングカー、通称「軽キャン」。シンクや調理台を備えた本格的なキャンピングカーから、ベッドキットと棚やテーブルだけを備えた簡易的なものまで多くのバリエーションが用意されている。
中でも、軽貨物登録となる4ナンバー車両なら、維持費が安く扱いも通常の軽自動車を同じように使用することができる。
4または5ナンバー車両を使った「バンコンバージョン」
普段使いから家族でのキャンプ、加えて充実した仕事スペースを確保したいという方にオススメなのが、5ナンバー車両をベースにしたキャンピングカーだ。こちらもさまざまなバージョンが用意されているが、初めてキャンピングカーの世界に足を踏み入れるなら、シンクや調理台を持たないもっとも簡易的なタイプがオススメ。
多くのモデルが2.0メートル以下の全高に抑えられているため、立体駐車場の利用もでき、普段は普通のミニバンや1BOXとして使用することができる。
より本格的な「キャブコンバージョン/バスコンバージョン」
車種によっては、シンクや調理台、ベッドだけでなく、シャワーやトイレを備えたもっとも本格的なキャンピングカー。価格も1000万円を超えるものもあり、少々ハードルは高いが、もはやひとつの家と言っても良いほど豪華で、一度は憧れた経験のある男性も多いのではないだろうか。
ただし、本格的なキャンピングカーとなると、価格はもちろん、駐車スペースやメンテナンスなど、相応の費用がかかる。また車高が2.5メートルを超えるようなトラックベースの場合、運転にも少々コツが必要だ。
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