マツダ スクラムバン・スクラムワゴンを一部改良｜安全性と室内の快適性が向上
マツダ スクラムバンとスクラムワゴンを一部改良して発売
マツダは軽商用車「スクラムバン」ならびに軽乗用車「スクラムワゴン」を一部改良し、2019年7月4日から発売した。価格は95万400円～183万6000円（消費税込み）。
今回の改良では、先進の予防安全技術の拡充による安全性と、室内の使い勝手を向上させた。
一部改良の内容
スクラムバン
スクラムバンは、A4サイズの書類を収納可能な「オーバーヘッドシェルフ」を前席上部に追加し全車標準化したほか、室内の「ユーティリティナット」の数を10個から12個に増設し、快適性を向上させた。
また夜間走行時の安全性を向上させる「オートライト」機能をDCBSとの組み合せで追加した。
さらに、従来の5速オートギアシフト（5AGS）を、より操作が簡便な4速オートマチックトランスミッション（4AT）に変更した。
（※一部グレードを除く）
スクラムワゴン
スクラムワゴン（PZターボ）は全高1910mmのハイルーフ仕様に変更した。これにより室内高は1420mm（従来比＋105mm）となり、広々とした居住性と荷室の積載性を向上させた。
またオーディオガーニッシュ（装飾パーツ）を従来の180mmから200mmワイドに変更し、使い勝手が向上した。
スクラムバン（PA、PCグレードを除く）・スクラムワゴン共通
安全機能として、夜間の歩行者検知機能を備えた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート（DCBS）」をマツダの軽自動車として初採用した。これにより経済産業省や国土交通省などが推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に該当し、減税対象となった。
またDCBS装着車には被害軽減ブレーキ情報表示を追加した3連メーターを採用したほか、「後退時ブレーキサポート」をスクラムバン・ワゴンとして初採用し、駐車時などの衝突リスク回避に貢献する。
さらに誤発進抑制機能（前進＋後退時）、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、リアパーキングセンサー、ハイビームアシストを、スクラムバン・ワゴンとして初設定し、使用時の安全性が向上した。
主なグレードのスペックと価格
スクラムバン PA(2WD)
■エンジン：660cc ガソリンエンジン
■トランスミッション：5MT
■燃費（JC08モード）：19.0km/L
■価格：95万400円
スクラムワゴン PZ TURBO SPECIAL(パートタイム4WD)
■エンジン：660cc ガソリンターボエンジン
■トランスミッション：4AT
■燃費（JC08モード）：14.6km/L
■価格：183万6000円
※価格はいずれも消費税込み
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