シビック タイプRを超えた!|ニュル最速はルノー メガーヌ R.S. TROPHY-R
タイムはタイプRよりも3秒以上速い7分40秒1
ルノー メガーヌ R.S トロフィRが、ドイツ・ニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)において、前輪駆動の市販車で最速となるラップタイム、『7分40秒1』を記録。再びFF最速の座をホンダ シビック タイプRから取り戻した。
メガーヌ R.S.トロフィRは、ベースとなったメガーヌR.S.トロフィと同じエンジン(出力300HP)のまま、130kgもの軽量化を行った。さらに空力面も強化されている。このメガーヌR.S.トロフィRは、2019年末から台数限定で発売が予定されている。
メガーヌR.S.によるノルドシュライフェへの挑戦の歴史は10年以上前から。2008にメガーヌR.S. R26 Rで8分17秒をマーク。その3年後、2世代目となるメガーヌR.S. トロフィで8分7秒97、さらに2014年には、初の8分切りとなる7分54秒36を、3世代目のメガーヌ R.S. トロフィRで獲得している。
今回のタイムアタックには、エキゾーストメーカーのアクラポビッチや、ブレーキメーカーのブレンボ、さらにタイヤのブリヂストン、ショックアブソーバーのオーリンズ、バケットシートのサベルトが協力。ステアリングを握ったのは、ルノースポールの開発ドライバー、ロラン・ウルゴン氏だ。
ルノー、ホンダ、そしてVW。FFスポーツモデルをもつメーカーが、それぞれしのぎを削るニュルブルクリンクのタイムアタック。今年はゴルフのフルモデルチェンジも予定されている。新型発売の勢いをつけるためにも、ゴルフによるタイムアタックがあるかもしれない。FFホットハッチの争いは、ますますヒートアップしそうだ。
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