マクラーレン、Speedtailの開発テスト車両「アルバート」を公開 | 公道テストを2018年12月から開始
最速マシン「Speedtail」のテスト車両が公開
マクラーレン・オートモーティブは、同社の新しいフラッグシップマシンとなるMcLaren Speedtailのプロトタイプ車両「アルバート」を公開した。
今後1年間、欧州、北米およびアフリカで生産開始に向けたテストが行われる。まずは同社施設においてテストが行われ、2018年12月から公道試験が開始される予定。
プロトタイプ車両「アルバート」の概要
「アルバート」は、公式には「MVY02」と名付けられているが、同車の祖先にあたる「McLaren F1」のテストカーが「アルバート」と呼ばれていたことから、こちらも同様のニックネームが名付けられた。この呼び名はMcLaren F1 が設計されたアルバート・ドライブの地名に由来している。
テスト用のカラーリングとAピラーより前の部分のボディーワークを除いて、「アルバート」は Speedtailと同じ仕様で設計されている。中央にコクピットを配したユニークな3シーターレイアウトも、生産仕様と同等のもの。今後はこの車両を用いて、3シーターのコックピットへのアクセスのしやすさを含めた特性が検証されていく。
動力性能に関しては、テストプログラムの進行に合わせて、市販モデルのSpeedtailが予定する下記スペックへ対応できるよう調整される。
・最高時速:403km/h
・最高出力:1050PS
ハイスピードトライアル(高速試験)は、マクラーレン・オートモーティブのチーフテストドライバーで、かつてのインディカーチャンピオンでもあるケニー・ブラックが担当する。
マクラーレン・オートモーティブ車両開発責任者 ベン・ギルバー氏のコメント
実測でのテストの開始は、McLaren Speedtailの開発における大きな一歩です。パフォーマンスをフルに発揮できる最初のプロトタイプである「アルバート」は、初期の開発車から継承されている貴重な開発過程が元となっています。これにより私たちは、シャシーのダイナミクスやブレーキ性能、ダンパーの調整、タイヤ、NVH(騒音・振動・路面の凹凸による振動の総称)およびエルゴノミクスや快適性などの車両特性を検証することが可能となるのです。
既に多くのテストが完了しており、McLaren Speedtailは史上最も偉大なマクラーレン・ロードカーになるべく、順調に開発が進んでいます。
McLaren Speedtailの概要
McLaren Speedtailの生産は2019年末に開始され、最初の納車は2020年初旬が予定されている。販売価格は2億5200万円(175万ポンド、1ポンド144円時)。
106台の限定数は、既に完売となっている。
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