公道に放たれた”レーシングアニマル”マクラーレン600LT アジアプレミアを開催
McLaren（以降マクラーレン）は2018年7月30日、東京渋谷「TRUNK HOTEL」にて、「マクラーレン600LT」のアジアプレミアを開催。英国、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで行われたワールドプレミアから2週間後、マクラーレン600LTがマクラーレンの英国以外公開されたのは、日本が初めて。日本市場における希望小売価格は29,999,000円（税込み）となる。
スポーツシリーズモデルの中で最速かつ最もパワフル
マクラーレン600LTは、現在マクラーレンが展開している、アルティメット、スーパー、スポーツという3つのシリーズのうち、スポーツシリーズの最新作。2017年に投入された「570Sスパイダー」「マクラーレンセナ」に次ぐ新モデルである。
前身モデルであるマクラーレン720Sから、軽量鍛造アルミニウム製のダブルウィシュボーン式サスペンションを受け継ぎ、最高出力600PS、最大トルク620Nmを発生する3.8LツインターボV8エンジンを搭載。マクラーレンの「ロングテール」ストーリーの新たな章の始まりであると共に、これまでのスポーツシリーズモデルの中で、最速かつ最もパワフルなサーキット志向のマシンとして、スポーツカーの新たな基準を定義する。
マクラーレン600LTの生産は、一台一台職人の手によって行われるだけでなく、生産期間を12か月と厳密に限定されているため、生産される台数にも限りがあるとしている。
新たなロードマップである「Track25」も発表
マクラーレン600LTとともに、2025年までのマクラーレン・オートモーティブのビジネスプラン「Track25」も発表された。「Track25」は、新製品開発、製造、テクノロジーに関するマクラーレンの明確なロードマップであり、派生モデルを含む18種類のニューモデルに、12億ポンド（日本円でおよそ1800億円）を投資。5年後までに年間生産台数を75％上乗せして年間約6,000台まで引き上げるとともに、正規販売店の数も100まで増やすとしている。
日本は、スポーツシリーズの市場としては3番目に大きく、マクラーレンにとって重要なマーケットであり、2017年の総受注台数は2016年から75％増加。また、世界的な販売網拡大に向けた戦略に沿って、新たな正規販売店として東京に「マクラーレン麻布」がオープンする。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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