メルセデス・ベンツ、4ドアクーペ「CLS」を7年ぶりのフルモデルチェンジ
3代目モデルは先進安全装備もさらに充実
メルセデス・ベンツ日本株式会社は、新型「CLS」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、6月25日に発売した。
当初は「CLS 220d スポーツ」(直4 2.0リッター 直噴ディーゼルターボ/7,990,000円)と「CLS 450 4MATIC スポーツ」(ISG搭載モデル/直6 3.0リッター 直噴ターボ/10,380,000円)[※価格は共に消費税込み、以下同]の2タイプを設定する。
「メルセデス・ベンツ CLS」は流麗でダイナミックなクーペスタイルと、サルーンの快適性と機能性を融合した4ドアクーペという新しいセグメントを創出したトレンドセッター。
新型は、前傾したフロントエンドや低い位置に設けられた幅の広いヘッドライト、「Sensual Purity(官能的純粋)」というデザインの基本思想に基づき、ラインやエッジを大幅に削減した輪郭など、メルセデス・ベンツの新しいデザイン語法を初めて採用した、デザインコンシャスなモデルとなっている。
一方、それぞれのモデルに、最新のパワートレインを搭載するほか、最先端の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」など革新技術を搭載し、7年ぶりにフルモデルチェンジを果たした。
シンプルでありながら豊かな表情を魅せるエクステリアデザイン
新型CLSのフロントには、シングルルーバータイプのダイヤモンドグリルを採用。メルセデス・ベンツのクーペモデルに共通するデザインとした。下部の幅が広がる「台形型」のデザインが特長だ。細く、幅の広いデザインのヘッドライトは側面が内向きに傾斜しており、グリルのデザインと相まって、シャープでダイナミックな印象を与える。
サイドビューは、緩やかにアーチを描く、高いウエストラインと、なだらかな流線形のルーフライン、そしてそれらにより創出される細いサイドウィンドウにより、エレガントかつスポーティなクーペスタイルを演出。
メルセデス・ベンツデザインの基本思想「Sensual Purity(官能的純粋)」に基づき、キャラクターラインやエッジをできるだけ廃し、曲面で表現されたボディは、シンプルでありながら陰影による豊かな表情を見せる。
前傾するフロントエンドはサメの尖った鼻先を想わせるデザインで、実際よりも長く見え、シャープさを強調。力強い印象を与えるリアのショルダーラインはリアエンドへとスムーズに回り込み、そこにコンビネーションランプが配されます。コンビネーションランプが低い位置に置かれたことで、ワイドなプロポーションを強調し、エクステリアデザインにスポーティな印象を与えている。
官能的で流麗なインテリアデザイン
新型「CLS」のインテリアは、上質な素材を使用し、エクステリアと同様、官能的で流麗なデザイン。インテリアデザインの中心要素となる2 つの高精細 12.3インチワイドディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るべきさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方にセンターディスプレイが備わる。
新型「CLS」のインテリアの特徴的な装備は「イルミネーテッドエアアウトレット」だろう。64色から選択可能なイルミネーションが仕込まれたこの送風口は、全体がシルバーシャドー仕上げとなっており、未来的かつスポーティーな雰囲気を創出。
また、エアコンディショナーの温度を上げた場合には赤く、下げた場合には青く光るアンビエントライトなど、操作内容が直感的に感じられる機も備える。
ステアリングは S クラスと同じデザインの、メルセデス・ベンツ最新世代のステアリングが採用され、上質かつスポーティなデザインとなっているほか、ステアリングから手を放さずに、ナビゲーションの操作や車両の設定などが行える、「タッチコントロールボタン」や、「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」を操作するスイッチも備えており、操作性の向上も図られている。
新型「CLS」は、CLS初の5人となり、後席の乗降性が向上したほか、バックレストは 40:20:40 の分割可倒式を採用。容量 490L から 520L(VDA 方)の大型なトランクをさらに拡大することが可能となるなど、日常の利便性も十分に考慮されたものとなっている。
インテリアカラーは、今回新色となる「マサラブラウン/エスプレッソブラウン」や「マキアートベージュ/マグマグレー」を始め、5 色から選択可能。
パワートレイン及び先進安全技術の進化ポイント
「CLS 220 d スポーツ」には、欧州において導入されているRDE(実路走行試験)規制に適合し、最高出力143kW(194PS)、最大トルク400N・m(40.8kg・m)を発生する2.0リッター直列4気筒BlueTECエンジン(ディーゼルターボ)搭載。
そして、「CLS 450 4MATICスポーツ」に搭載されるのは、エンジン単体で最高出力367PS(270kW)、最大トルク500Nmを発生するM256型エンジン。「ISG」と、「48V(ボルト)電気システム」など、Sクラスにも採用されている新技術を搭載することにより、効率性、快適性、高性能化を同時に実現したパワートレインとなっている。
オルタネーターとスターターの機能も兼ねた「ISG」は、回生ブレーキで発電した電力を約1kWhの容量を持つリチウムイオンバッテリーに充電。その電力を利用してエンジンを補助することで、高い効率性と、力強い加速を実現している。
また、新型「CLS」には、昨年発表された「Sクラスセダン」と同等の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」が全てのモデルで標準装備。また、「安心安全サービス」「快適サービス」「おもてなしサービス」という3つのサービスカテゴリーから構成されるテレマティクスサービス「Mercedes me connect」を全モデルに標準装備した。
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