autoc-one.jp 記事・レポート 自動車ニュース ルノー・日産・三菱、3社提携で過去最高の57億ユーロの相乗効果に

自動車ニュース 2018/6/14 10:31

ルノー・日産・三菱、3社提携で過去最高の57億ユーロの相乗効果に

2022年度末までに100億ユーロ以上のシナジー創出を目指す

ルノー・日産自動車・三菱自動車は、2017年度のアライアンスのシナジーが昨年度の50億ユーロから14%増加し、57億ユーロ(約7400億円)に達したと発表した。ルノー、日産、三菱自動車は、世界最大の自動車アライアンスを通じて売上を増加させ、コストを削減し、コスト回避策を実行した。

このシナジーは、2017年に3社合わせて1060万台以上を販売し、乗用車および小型商用車(LCV)の販売台数で世界最大となったルノー・日産・三菱自動車のスケールメリットを反映している。

アライアンスの会長兼CEOであるカルロス・ゴーン氏は、「アライアンスは各メンバー企業の成長と利益に対して直接的かつポジティブな影響を与えています。昨年度は、今回初めて通期でシナジーを得た三菱自動車を含むメンバー3社の業績向上に大きく貢献しました。今後アライアンスが、共同工場、共通車両プラットフォーム、技術の共有などを通して機能統合を加速し、成熟市場と新興市場の両方で共にプレゼンスを高めていくことにより、今後数年でさらなるシナジーを創出できると見込んでいます。私たちは、2022年度末までに100億ユーロ以上のシナジーを創出するという目標に向かいつづけます」と述べた。

全販売車両における共通パワートレインの使用率を75%まで拡大

中期計画「アライアンス2022」において、メンバー3社は、計画終了時までに年間1400万台以上の販売を見込み、そのうちの900万台を電気自動車およびBセグメント車を含む4つの共通プラットフォームで生産し、全販売車両における共通パワートレインの使用率を現在の3分の1から75%まで拡大する。

アライアンスメンバー各社は統合された研究・開発機能を通じて&コストの削減および共同での投資を行い、各社の競争力を高めている。この例として、日産と三菱自動車は、次世代軽自動車の共同開発を進めている。

2017年度はアライアンス・パーチェシング・オーガニゼーション APO(旧ルノー・日産・パーチェシング・オーガニゼーション RNPO)が、部品や機械設備の調達に加え、グローバルで行われている契約交渉や、世界各拠点におけるサービスの調達を一元化することで、大幅なコスト回避・削減を実現した。

▽新規シナジーには以下が含まれる

●日産販売金融子会社およびルノー子会社のアール・シー・アイ・バンクアンドサービスによる三菱自動車ブランド向け販売金融サービスの開発・提供

●ASEAN地域における日産と三菱自動車間の相互ベンチマーキング

●ルノー、日産、三菱自動車による、欧州、日本およびオーストラリアでの補修部品倉庫の共同利用

生産機能においては、ダットサン「redi-GO(レディー・ゴー)」やルノー「Kwid(クウィッド)」など、通プラットフォームを採用した車両生産や、日産のメキシコ・クエルナバカ工場およびスペイン・バルセロナ工場におけるルノー「アラスカン」の生産によりシナジーを創出した。また、日産と三菱自動車は、タイにおいては、工場から販売店への完成車の共同輸送を開始し、車両輸送コストを大幅に削減した。

2017年に新設したLCV事業部門も相互開発・生産を最大活用し、日産が開発した1トンピックアップトラックのプラットフォームをルノーおよびダイムラーが採用するなど、コストや車両技術においてシナジーを創出した。これにより、アライアンスの販売するLCVはルノー、ニッサン、三菱自動車の3ブランドで合わせて18車種となり、LCV市場カバレッジを77%に拡大した。

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