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自動車ニュース 2018/6/5 16:41

スバル、燃費データ改ざんについて新たな不正発覚、追加で2事案を国交省に報告|時系列まとめ

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株式会社SUBARU
株式会社SUBARU株式会社SUBARU6月5日付の報告対象台数と4月27日付け調査報告書による書き換え台数との関係について(出典:スバル)スバル レガシィツーリングワゴンGT-B E-tune画像ギャラリーはこちら

新たに発覚した、不適切な燃費測定手続き2事案

スバル レガシィツーリングワゴンGT-B E-tune

2017年9月29日付で、国土交通省から発行された『日産自動車の完成検査の不正事案を受けた確認の実施について』に基づきスバル社内で調査を行った結果、スバルでも完成検査業務を実施する際に、不適切な事案があることが確認されこの問題。

2017年10月27日にスバルから最初の発表があって以来半年以上経つが、ここにきて燃費・排出ガス抜き取り検査に関し、新たに2事案不適切な測定手続きが行われていたことが判明した。

スバルは、2017年12月19日付で国交省に提出した『完成検査の実態に関する調査報告書』に基づいて行った再発防止策の進捗を、2018年4月27日付で同省に報告したばかり。消費者だけでなく、国の機関からも信用を失いかねない問題に進展しつつある。

今回は、2018年4月27日に国交省に調査結果を報告した問題とは別に、燃費・排出ガスの抜き取り検査に関し、過去に以下のような不適切な測定手続が行われていたことが、国交省の調査を契機とした社内調査で新たに判明したため、現時点で同社が把握している内容を国交省へ報告した。

今回判明した問題の概要

(1)JC08モードで定められた運転方法により燃費・排出ガス測定試験を行う際、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等(以下「細目告示等」)に規定されている速度からの逸脱時間が細目告示等において許容されている範囲を超えた運転(トレースエラー)となったにもかかわらず、有効な測定として処理した事案が存在する。

(2)燃費・排出ガス測定時には、試験室内の湿度が30~75%までの範囲でなければならないと細目告示等に定められているところ、試験室内の湿度が上記範囲外の測定環境(湿度エラー)であったにもかかわらず、有効な測定として処理した事案が存在する。

上記2事案における対象台数と、2018年4月27日付の『完成検査時の燃費・排出ガス測定に関する調査報告書』で報告された排出ガス及び燃費の測定データの書き換え台数との関係は表の通り。4月27日時点で報告された車両と合わせて、1551台でデータの書き換えが行われたことが確認されている。

6月5日付の報告対象台数と4月27日付け調査報告書による書き換え台数との関係について(出典:スバル)

時系列順まとめ

2017年10月27日

正規登用前の完成検査員が完成検査を行っていた等、国交省が定める型式指定申請書にある上位規定とは異なる運用になっていた問題が発覚。それを公表、対象車種はリコール措置を行うと発表。

※国交省への報告資料提出は201年10月30日

>>日産に続きスバルも!正規登用前の検査員が完成検査業務に従事した可能性でリコールか

>>【スバル公式】当社製自動車の完成検査に関わる社内調査結果について

2017年10月30日

スバルは、国交省から『型式指定に関する業務等の改善について』を受理。これにより、同社は国交省から完成検査の確実な実施を確保するよう業務体制を改善することを指示されるとともに、不適切な完成検査の過去からの運用状況等事実関係の詳細を調査し、これを報告すること等を要請される。

2017年12月19日

2017年11月1日、第3者機関に調査報告を依頼。2017年12月19日付でその調査報告書を受理したことを発表。

完成検査運用の事実関係、不適切な運用が行われた原因・背景を明確にするとともに、今後の再発防止策を発表した。

>>スバル、完成検査問題の報告書内容と、再発防止に向けての取り組み

>>【スバル公式】当社群馬製作所における完成検査に係る不適切事項に関する実態調査および再発防止策検討結果について

2017年12月20日

一部で、完成検査だけでなく燃費チェック時のデータ書き換えが行われたと報道される。この時点ではスバルからの公式な発表ではなかったが、スバルは同日に『本日の一部報道について』というリリースを発表し、調査中である旨と、結果が判明し次第適切な開示を行うと発表。

>>スバル、燃費チェック時のデータ書き換えの疑い報道への表明

>>【スバル公式】本日の一部報道について

2018年4月27日

完成検査の不適切な運用とは別に、燃費・排出ガス測定に関するデータ改ざんが発覚したことを発表。

さらに、2017年10月30日の完成検査の不適切な運用問題に関する聞き取り調査の際に、燃費の抜き取り検査に関する不正があった可能性がある旨の発言が確認され、2017年12月22日国交省よりスバルに対して燃費測定値の改ざんについて調査・報告の要請、2018年2月1日に保安基準に定める排出ガスデータも含め網羅的かつ詳細に調査・報告するよう、追加の指示を受けていたことも公表した。

加えて、2017年12月19日付で国交省に提出した『完成検査の実態に関する調査報告書』に基づいて行った再発防止策の進捗を、2018年4月27日付で同省に報告したことを発表した。

>>スバル、燃費・排出ガス測定値の書き換えは2002年頃から…測定値に問題がなくても書き換え行う

>>【スバル公式】当社群馬製作所における完成検査時の燃費・排出ガス測定に関する調査報告について

2018年6月5日

2018年4月27日に第3者機関による調査結果を発表した、燃費・排出ガス測定に関するデータ改ざんとは別に、燃費・排出ガスの抜き取り検査に関し、過去に不適切な測定手続が行われていたことが社内調査により発覚し、現時点でスバルが把握している内容を国交省へ報告したことを発表した。

>>【スバル公式】当社群馬製作所における完成検査時の燃費・排出ガス測定に関する再調査の実施について

この問題はいつ終わるのか・・・

同社の発表は下記のようなコメントで締めくくられている。正確な調査の基、しっかりと膿を出し切って欲しいと思う。

「先般、燃費・排出ガス測定に関し、社内調査を実施し、国交省へ報告書を提出したにもかかわらず、上記の問題を把握するに至らなかったことは極めて遺憾であり、重く受け止めております。上記の問題について、現時点では、行為の実態、その原因や背景、動機等について、十分に究明するには至っておりませんが、社外専門家の手で、上記の問題のみならず完成検査業務全体のプロセスについて早急に徹底した再調査の実施を予定しています。

上記の問題について、本日、国交省より、事実関係の調査を行い報告すること等の指示を受けております。

また、上記の問題に関する調査の結果を踏まえ、完成検査業務に関する一連の問題の再発防止策についても、経営トップ自らが陣頭指揮を執り、従来の延長線上の対策のみならず、組織体制や設備などに踏み込んで、抜本的に見直します。当社としては、強い危機感の下、全役員および従業員が一丸となり、二度とこのような事態を引き起こすことのない、真に「正しい会社」に生まれ変わっていく決意です。

お客様、関係者をはじめとする当社を取り巻くステークホルダーの皆様に、多大なご心配・ご迷惑をおかけすることを、改めて心よりお詫びいたします。」

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