マツダ、アテンザを大幅改良!細部の造形や乗り心地の改善でフラッグシップの価値をさらに高める
フラッグシップにふさわしい造り込みにこだわった大幅改良
2018年5月24日、マツダはアテンザとアテンザワゴンの大幅改良モデルを発表した。アテンザは、マツダ車のラインナップ中でフラッグシップとして扱われており、ほぼ年次改良に近い形で品質を高め続けてきた。
今回の大幅改良で手が加わったのは、外装デザイン/内装デザイン/乗り心地/静粛性など多岐にわたる。どれも細かく言われなければ気づかない点が多いものの、改良レベルはほぼフルモデルチェンジに近く、実際に目の当たりにした編集部員を「ほぼ別物」と言わしめるほど。
ここでは改良の概要を、画像ギャラリーとともにお送りする。一読しただけでは理解しきれない、マツダの”癖(へき)”といっても過言ではないほどの”クラフトマンシップ”への情熱をご覧いただこう。画像でじっくり堪能した後、マツダエンジニアが滾々と語った改良へのこだわりを評論家・渡辺陽一郎氏が解説しているので、そちらもぜひご一読いただきたい。
マツダ アテンザ、大幅改良の概要
外装・内装パーツの質感向上
外装と内装のデザインには、「Mature elegance」というコンセプトで大小様々な変更が加えられている。
外装デザインの主要な変更点
・フロントグリルのメッシュ形状変更
・フロントシグネチャー形状変更
・フロントバンパー形状変更
マツダ 新型アテンザの変更点として最も目立つのは、フロントフェイスのデザイン変更。バンパー下部のデザインが水平基調に変更され、低重心でスポーティな印象を加えつつも、品行方正なデザインに変化している。シグネチャーウィングはヘッドライトに食い込む形ではなく下部のラインに沿う形に変更され、低い位置に視線が行くように変更されている。
ほかにも、マッドガードの形状を微妙に変えたり、リアシグネチャーのつなぎ目をなくしたり、ヘッドライトのフチの形状を変更したりと、造り込みの精度を上げている。
内装デザインの主要な変更点
・インストルメントパネルのデザイン変更
・センターコンソールの形状変更
・ドアパネルのデザイン変更
内装デザインは、新旧で見比べるとほぼ別物に見えるほど変更されている。全体的に余分な線や影、凹凸が減ったことで統一感や高級感が増している。ドアに近いシルバー素材が、サイドミラーへの映り込みを考慮してデザインが変更されたり、ダイヤルスイッチの表面形状が変わったりと、デザインだけでなく機能面の改善も施されていることも特徴と言える。
また、日本の伝統家具や楽器などに使用される栓木(せんのき)を用いた本杢素材などによるプレミアム感を表現したマツダ最上級仕様のインテリアを設定した。
2.2Lディーゼルエンジンと2.5Lガソリンエンジンを刷新
新型アテンザのエンジンラインナップは、2.0Lガソリン/2.5Lガソリン/2.2Lディーゼルの3種類。うち2.5Lガソリンエンジンと2.2Lディーゼルエンジンは新エンジンが搭載される。
2.5Lガソリンエンジンは、新開発の気筒休止システムが採用されている。時速40キロ〜80キロの一定速度域での走行中、1番・4番のシリンダーを休止させ、燃費性能を大幅に向上させるという。一方2.2Lディーゼルエンジンにも改良が施されており、従来に比べて15馬力アップしている。
安全性能
安全性能においては、危険の認知を支援して被害の低減を図る先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」をさらに進化・拡充。
全車速追従を可能としたマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)に加え、最新の360°ビュー・モニターを採用するなど、これまでに導入してきた安全技術と相まって、より幅広いシーンで安心して走りを楽しめる安全性能を実現している。
走行安定性・静粛性の向上
走行安定性能向上のために、ボディ剛性の向上やサスペンションの改良、さらにはマツダ独自のタイヤを新開発するなど乗り心地の改善に努めている。また、車内の静粛性についてはマツダ独自の目標を設け、「声が”透る”洗練された空間」をコンセプトに再調整されたとのこと。今回の大幅改良は、デザインと静粛性に重点が置かれているようだ。その他、詳細な情報は今後の評論家レポートをお楽しみに。
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