スバル、燃費チェック時のデータ書き換えの疑い報道への表明
2017年12月20日、スバルにおいて燃費チェック時のデータ書き換えが行われていた疑いがある旨の一部報道があったが、この報道内容に関しては、スバルが発表したものではないとしている。
スバルでは、2017年10月30日の国土交通省からの業務改善指示書に基づき、スバル製自動車の完成検査における有資格者以外の者による完成検査の実施等の不適切な実態に関し、外部専門家による調査を実施し、2017年12月19日にその結果を公表した。
また、国土交通省からは、上記業務改善指示と併せて、型式指定に関する業務全般の法令遵守状況等を点検するように指示を受けており、こうした問題につきましても、引き続き検証及び見直しを進めている。
この業務点検の過程において、これまでのところ車両開発時や型式指定届けの際の燃費試験のデータに関する改ざん等の存在は確認されていないが、上記の外部専門家による調査を通じて、一部の完成検査員から抜取検査工程の一部である燃費測定に際し、一部車種の量産開始の一定期間において計測値の変更行為があったとの発言が確認された旨の報告を受けていたものの、その時点では、具体的な計測値の変更の有無および範囲等を客観的に確認するに至ってなく、現在に至るまで公表は差し控えていた。
スバルとしては、外部専門家を交え、これらの事実関係について徹底した調査に着手するところであるという。
また、スバルとしては、かかる調査の結果が判明し次第、適切な開示を行うという。
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