フィアットが「平城遷都1300年祭」とコラボレーション
フィアットは、2009年11月より1年間、「平城遷都1300年祭」とタイアップし、フィアット500とFIAT CAFFEを通して、積極的に奈良のお祝いを推進する。FIAT CAFFEでは、カンファレンス、展示会、イタリアと奈良の食文化の融合、特別販売品の開発など、文化的側面に光をあてた一連のイベントを開催する。また2010年秋には、奈良で選定されたカフェレストランが「もうひとつのFIAT CAFFE」としてカスタマイズされ、期間限定でオープン予定。そしてフィアット500が年間を通じ、さまざまな活動で奈良の道を活気づけられる。
■2010(平成22)年は、日本の本格的な首都「平城京」が誕生して1300年にあたる。これを記念して、2010年1月1日から12月31日まで平城京誕生の地である奈良県を中心に、平城遷都1300年祭が開催される。平城遷都1300年祭は、日本の歴史・文化が連綿と続いたことを「祝い、感謝する」とともに「日本のはじまり奈良」を素材に、過去・現在・未来の日本を「考える」こと、そして平城宮跡等の歴史・文化資産としての意義の普遍化のみならず、日本と諸外国との交流促進に寄与し、観光交流の一層の拡大を通じて関西圏の振興を図ることなどをその趣旨としている。
■ユネスコの世界遺産にも登録されている「古都奈良の文化財」。奈良は、シルクロードの東端にあり、世界の反対側、もう一方の西端にあるイタリアは最終目的地の一つだった。2つの文化の交流は、当時の冒険的な貿易にさかのぼり、それ以来今日まで受け継がれ繁栄してきた。 フィアットは、この平城遷都1300年祭を祝い、フィアットのお客様とフィアット・ファンのネットワークの中で、古都奈良の偉大な文化についての知識を共有するために、さまざまなイベントを計画した。
【フィアットが予定しているイベント・プロジェクトの一例】
■「FIAT CAFFE in NARAのオープン
東京・青山にあるFIAT CAFFEと同じコンセプトをもつカフェ「FIAT CAFFE in NARA」を奈良に期間限定でオープン。奈良とフィアットがコラボレーションしたグッズの販売やフィアット500を展示し、奈良の人達や平城遷都1300年祭に訪れた観光客などにアピールする。2010年秋オープン予定。
■奈良の伝統の技とのコラボレーション
奈良には、幾代にもわたって受け継がれてきた伝統技術が数多くある。フィアットは、これら職人たちの技とイタリアの感性の融合を試みようと、フィアット500のアクセサリーやFIAT CAFFEのスタッフユニフォームなどで、奈良で培われてきたものづくりの技術と、イタリアの豊かなスタイリングセンスが生み出すイタリアデザインの融合をはかる。
■奈良の福祉事業活動をサポート
奈良では、1300年前から、仏教の慈悲の思想に基づいた福祉施設があったと伝えられているが、今日、東大寺はハンディキャップをもつ子供たちを支援するための施設を運営している。フィアットは、この長い歴史のなかで連綿と続いてきた奈良の福祉活動に強く共感し、東京・青山のFIAT CAFFEでは奈良の高僧によって書かれた墨書を展示するチャリティー墨書展を開催する。
■食文化の交流
東京・青山のFIAT CAFFEでは奈良とイタリアの伝統的な素材を使ったオリジナルメニューが登場する。
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