日本導入は3台のみ!アストンマーティン「DB9」ファイナルバージョンを発表
アストンマーティンは、アイコン・モデルとして君臨するDB9のファイナル・バージョン、「Last of 9」を発表した。
DB9は、アストンマーティン・ブランドにおけるスポーツカー・ラインナップの主力車種であり、最新バージョンのDB9 GTは、ジェームズ・ボンド・エディションとして限定生産され、コレクターの間で大きな話題を集めた。
限定18台(クーペとヴォランテの各9台)の「Last of 9」は、日本には3台のみが導入されることになっており、アストンマーティン・エンスージアストやコレクターにとって、注目の的となっている。
「Last of 9」の製造は、アストンマーティンのビスポーク的パーソナライゼーション部門であるQ by Aston Martinの手に委ねられ、輝かしいDBの血統を反映したユニークでラグジュアリーな専用アイテムが装備される。
エクステリア・カラーには、Qヘリテージ・カンバーランド・グレイが採用される一方で、インテリアにはサンドストーム・ゴールドレザーの装飾ピンストライプを備えたセミアニリン・ビターチョコレート・カラーの本革シートが奢られる。インテリアには「Last of 9」の刺繍が施され、ヘッドライニングはカシミア張りとなる。
クルマのフロントとリアを飾るマザー・オブ・パール製のインレイ・ウイング、V12エンジンに装着されるQ by Aston Martinプレート、フェンダーに装着されるブラック塗装の「Last of 9」バッジなど、特別な限定バージョンにふさわしいカスタムメイドのバッジも製作された。
ダッシュボードには、フィドルバックと呼ばれる、木目を美しく揃えたウッドパネルが採用され、ビレット・アルミニウム製のロータリー・スイッチには、機械加工による飾り模様が施されている。
「Last of 9」の購入者には、製造プロセスを記録したQ by Aston Martinブックが贈呈されると共に、アストンマーティン・オーナーズ・クラブへの登録が公式に行われる。これによって、クルマの出自が明らかになると同時に、コレクターズ・アイテムとしての価値も高まる。さらに、クルマの製造工程を見学するために、アストンマーティン本社を訪れることもできるという特典がついている。
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