【車なご図鑑】マツダ「RX-8」
RX-8ってこんなクルマ
「ロータリーエンジン」をご存じでしょうか。かつてマツダが世界で唯一量産に成功し、その名を世界に轟かせた、独特の機構を持つエンジンです。
一般的に自動車に用いられるエンジンは「レシプロエンジン」と呼ばれ、ピストン運動によりエネルギーを生み出します。しかしこのロータリーエンジンは、おにぎり型のローターが回転することでエネルギーを生み出します。非常に簡単に書いてしまいましたが、量産化までの道のりは長く、ドキュメンタリー番組の『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』で取り上げられたこともあります。
前書きが長くなりましたが、今回はロータリーエンジンを積んだ世界で最後のスポーツクーペ、マツダ「RX-8」をご紹介します!
マツダが最後に積んだロータリーエンジンの名前は「RENESIS」。4ドア4シーターというこれまた独特な要素を最大限引き出すために生まれた、歴代のどのモデルよりも小型で軽量、そして高性能なエンジンです。
そしてロータリーエンジンに並ぶRX-8のもう一つの特徴が、観音開きのドア「フリースタイルドア」ですね!
純粋なスポーツカーとしての走行性能と、快適性と実用性を備えた4人乗りスペースの両立にチャレンジしたことで、販売当初は「スポーツカーが欲しいけど、家族のことを考えるとなかなか積極的に選びづらい」という世帯を持つ父親層に人気となりました。
残念なことに、年々求められる環境性能の高さに対応できず、最後のロータリースポーツは2012年6月に販売を終了しました。
しかし、ロータリーエンジンの未来に希望がないわけではありません。数年前には水素との組み合わせが示唆された他、開幕を今月末に控えた東京モーターショーに向けて、マツダから全く新しいロータリーエンジン搭載車の発表がアナウンスされています!
より良い走りのために独自路線をひたむきに進んだマツダが、最後に世に放ったロータリースポーツ、RX-8。どのようなキャラクターとして描かれるのか、後半でじっくりチェックしていきましょう。
RX-8「車なご」キャラクター解説
「ふぅーっはっはぁ!そう、私が栄光あるロータリー一族の末裔!RX-8だっ!頭がたかぁーい!!」と自信みなぎる彼女は、名家のお嬢様そのもの。
2012年6月に生産が終了したこのクルマは、2015年2月に車なごとして満を持して復活を果たしました。なんといっても特徴はロータリーエンジン、もといおにぎり…!
実車同様様々な場所にちりばめられた三角形と共に、嫌というほど目に入ってくる2つのおにぎり。これは「2ローター」の暗喩であり「食いしん坊」の暗喩でもあります(笑)
なぜ彼女が食いしん坊なのかは置いておくとして、そのグラマラスボディはアメリカ人も大絶賛。コンパクトでありながら曲面の美しいスタイリングはバッチリ引き継いでいます!
ここ数日でロータリーエンジンの復活がまことしやかに噂されていますが、はたして彼女の後継は現れるのでしょうか。彼女が「ナナ様」と慕う「RX-7」の車なご参戦も待たれるところですが、後継車種も楽しみですね!
魂動デザインで人気を博したマツダは、今年はロータリーの話題でもちきりになりそうです!ロータリー一族に栄光あれ!
「車なごコレクション」とは?
今回紹介したRX-8が登場する『車なごコレクション』は、実在する車を擬人化したスマートフォンアプリです! 豪華声優陣が彩るフルボイスも要チェック!
車なごは「クルマの擬人化」をテーマに、それぞれの車種が持つ歴史や販売当時のイメージ等を含めて、セリフやデザインを組み立てています。イラストとゲームだけでは語りきれないクルマの良さは、ご自身の目で見て、肌で感じて、クルマと車なごの両方を好きになっていただけたら嬉しいです。
▼前回記事はこちら!
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