トヨタ クラウン、日本を感じるボディカラーをオプション設定 ~さらにITS Connectを世界初採用~
10月1日、トヨタは「クラウン」のアスリートとロイヤルをマイナーチェンジすると同時に、マジェスタを一部改良し発売開始した。
一番の目玉はアスリートシリーズに「2リッター直噴ターボエンジンが搭載された」ことだが、もう一つ注目ポイントがある。それは「ジャパンカラーセレクションパッケージ」の初採用だ。
「ジャパンカラーセレクションパッケージ」を初めとするエクステリア・インテリアと、先進装備の注目ポイントを紹介する。
ジャパンカラーセレクションパッケージ
【1】自分だけの特別なクラウンを選べる「ジャパンカラーセレクションパッケージ」をアスリートにパッケージオプションとして設定
▽外板色
「ときの移り変わりを表す日本の色」をコンセプトに全12色を外板色に設定したほか、専用の内装色3色との組み合わせにより、自分らしい「色を選ぶ歓び」を提供
▽内装色
白、黒、こがねの全3色を新規設定。本革シートとあわせ、上質なイメージを演出
よりスポーティなアスリート
【1】見る角度で表情を変える立体メッシュ形状を採用したフロントグリルにより、圧倒的な押し出し感をさらに強調するフロントビュー
・フロントバンパー下端まで伸ばしたグリル枠が低重心を強調。さらに、グリル両側のバンパーはコーナーへの張り出しと、後方へ向かう立体的な造形により、ワイド&ローの構えを強調し、ダイナミックさを表現。
・1灯の光源でロービームとハイビームの切り替え可能なBi-Beam LEDヘッドランプに加え、デイライト機能付の面発光LEDクリアランスランプが、精悍さと先進性を強調
【2】リアランプを一回り大きなリング形状とするなど、深みのある立体感を表現したリアビュー
【3】インテリアには、メノウ積層柄加飾パネルを採用し、工芸品のような透明感と深みを表現
・ターボエンジン搭載車には専用の内装色プルシアを加え、スポーティさを一層強調
上品な美しさが際立つロイヤル
【1】フロントバンパーに厚みを持たせ、グリル横の立体感を際立たせたことにより、押し出し感が強く、より上質感を表現したフロントビュー。
ロアグリルを一層低く設定するとともに、中央部より両サイドに伸びたクローム加飾がフォグランプを囲むように配置され、上質さと低重心を強調している。
【2】インテリアには立体感のある細かい木目調をベースにした格子柄パネルを採用。また、新設定の内装色ブラック×ブラウンアクセントとの組み合わせが、内装の質感向上に寄与。
世界初採用のITS Connectをはじめとした充実の先進装備
【1】ITS専用周波数(760MHz)を活用したITS Connectを世界初採用。クルマに搭載したセンサーでは捉えきれない見通し外の情報や信号などの情報を、道路に設置されたインフラ設備とクルマ、あるいはクルマ同士が直接通信し、ドライバーに知らせることで安全運転を支援する
▽路車間通信システム(DSSS:Driving Safety Support Systems)
・右折時注意喚起:交差点で右折待ち停車時に、接近する抵抗直進車や右折先の歩行者がいるにもかかわらず、ドライバーがブレーキペダルから足を離して発進しようとした際、見落としている可能性が高い場合には、表示とブザー音により注意喚起
・赤信号注意喚起:赤信号の交差点に近づいてもアクセルペダルを踏み続けているなど、ドライバーが赤信号を見落としている可能性がある場合に、表示とブザー音により注意喚起。
・信号待ち発信準備案内:赤信号で停車したとき、赤信号の待ち時間の目安を表示
▽車車間通信システム(CVSS:Connected Vehicles Support Systems)
通信利用型レーダークルーズコントロール:先行車が通信利用型レーダークルーズコントロール対応車両の場合、車車間通信により取得した先行車両の加減速情報に素早く反応して、車間距離や速度の変動を抑え、スムースな追従走行を実現
・緊急車両存在通知:サイレンを鳴らしている緊急車両が存在する場合に、ブザー音が鳴り、緊急車両の自車に対するおよその方向・距離を表示
【2】走行中にドアミラーで確認しにくい後側方の車両をレーダーで検知し、ドアミラーのLEDインジケーターが点灯・点滅することでドライバーに注意喚起するブラインドスポットモニターを設定し、車線変更時の安全運転を支援。また、インテリジェントパーキングアシスト(イージーセット機能・駐車空間認識機能・ハンドルセレクト機能付)を設定し、駐車場での使用性を大幅に向上させた
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