デビュー半年後の真実!マツダ「デミオ」の〇と×
2014年秋にデビューするやいなや、その高い質感と欧州車にも負けず劣らずの走行性能から一躍大人気車種となったマツダ「デミオ」。同社は昨年、日本カー・オブ・ザ・イヤーにも選出され、改めてその実力を知らしめる結果となりました。
が、本当にデミオを買えば間違いないのか?本当に欠点のない車なのか?あるとしたら、それはどんな欠点なのか?
今回はデミオに実際に試乗した4名の“カーソムリエ”による試乗レポートで、その実力を改めてチェックしたいと思います!
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国産コンパクトの常識を塗り替える意欲作(投稿者:McRashさん)
まず最初は、ユーザーが迷わず安心して操作できることが最重要という考えをお持ちのMcRashさんのレポートです。デミオにはかなり高いポイントを付けてくれていますが、どんな点が優れていたのでしょうか?
■試乗車:デミオ(クリーンディーゼル仕様)
外観デザイン ★★★★★
インテリア ★★★★★
走りやすさ ★★★★★
総合評価 ★★★★★
Bセグメントのサブコンパクトであるにも拘わらず、上級車種と遜色ない適切なドライビングポジションを誰もがとれることは安全運転の一丁目一番地をきっちりと満足している証拠。そして、走行感覚も国産コンパクトの常識を飛び越えるもので、かつて半日、200kmほどドライブした経験のある3代目フォルクスワーゲン「ゴルフ」のディーゼルを彷彿とさせるしっかり感。
そして、コンパクトであっても、ある種の色香さえ感じさせるマツダデザイン。ジウジアーロ信奉者のあたしであるが、今やVWグループの一員となり、門外不出になってしまったイタルデザインにデザインをお願いせずとも、日本にはマツダ・デザイン本部がある、と自信を持って言える。……
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ディーゼルエンジンは静かだけど、、、(投稿者:Shunsuke Kikuyamaさん)
2005年式の先代デミオにお乗りのShunsuke Kikuyamaさん。現行デミオの全体的な完成度には満足のようですが、ディーゼルエンジンは静か「だけど、、、」の部分に決められた思いとは!?
■試乗車:デミオ(クリーンディーゼル仕様)
外観デザイン ★★★★☆
インテリア ★★★★☆
走りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
マツダのディーゼルエンジン、確かに静かでした!そして加速感も非常に良いです!そして試乗して驚いたのがアイドリングストップ機能。今回試乗したのはMT車だったのですが、アイドリングストップ機能がついていました!これは日本車ではマツダくらいしかないんじゃないでしょうか。
他メーカーと比べて、同じ値段でもマツダ車は細い様々な機能の装備が多く感じます。最近のマツダ、頑張ってるなーと感心してしまいました!
ですが、ロードノイズがうるさすぎてオーディオや会話に支障をきたすレベルでした。……
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マツダ製欧州風コンパクトカー(投稿者:tanuzouさん)
プジョー「1007」というレアなモデルにお乗りのtanuzouさん。今回はガソリンモデルに試乗したようですが、その静粛性、そして内装の質感が高ポイントだったようです。
■試乗車:デミオ(ガソリン仕様)
外観デザイン ★★★★☆
インテリア ★★★★☆
走りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
カタマリ感のあるなかなかにイケている外観デザイン最近のマツダは欧州車のような複雑な面構成をデザインに取り入れて魅力的な外観デザインを持つクルマになっています。
吸音材をきちんと使っているようで、エンジンの轟きが遠く感じられます。国産コンパクトの中には静粛性などあまり考慮されていないクルマも多い中では、デミオの静粛性は魅力的ですね。価格も先代より高くなりましたが、内装のクオリティはかなり良くなり、コンパクトカーの安っぽさを感じません。ブレミアムカーを目指していると言うのが理解出来る出来ばえです。
上位グレードでは本革仕様もあり、小さな高級車という目指したイメージに近づいています。……
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ガソリン車は「出し殻」な気がする(投稿者:b3_3さん)
ラストは、1979年のフォルクスワーゲン「ゴルフ」にお乗りというb3_3さん。ちょっぴり辛口なタイトルが付けられていますが、その意味するところとは?
■試乗車:デミオ(ガソリン仕様)
外観デザイン ★★★★★
インテリア ★★★★☆
走りやすさ ★★★★☆
総合評価 ★★★★☆
ディーゼル車よりも鼻先は明らかに軽い。個人的には特段メリットであるとは感じられなかったが…
6ATの出来は良く、加速が必要なときはちょっと踏み込んだディーゼルデミオくらいの加速感が得られてパワフルである。操舵感はトヨタ製コンパクトカーよりもはるかに良い。内装のデザインと配色、質感はもはやコンパクトカーではなく、日本車ではない。……
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デミオの「ここが不満!」
▼前席より後ろはフィットなどとは較べるべくもないレベルで狭い。ヴィッツやマーチとそう変わらないから実用上の不満はそれほどないかもしれないが、フィットやノートより、ヴィッツやマーチの側の立ち位置であるということは理解しておいた方がいい。(McRashさん)
▼確かにディーゼルエンジンは静かなのですが、このサイズの車では仕方がないのでしょうか、ロードノイズがうるさすぎます。営業さんによると、マツダ車は走っている音を車内に響かせているそうですが、これではオーディオの音や会話までもかき消してしまいます。(Shunsuke Kikuyamaさん / クリーンディーゼルモデル)
▼イマイチなエンジンバワー……ガソリンの1.3リッターエンジンは二千回転程度の低回転域ではトルク感はあまり感じられません。三千回転以下だけで加速しようとすると、60km/hまでが遠い感じで少し非力感を感じました。回転を上げたら問題なく加速しますが実燃費は悪化しそうです。この様な実用車は低回転でもっとトルク感を出したほうがいいと考えます。(tanuzouさん / ガソリンエンジンモデル)
▼キーロックしてもミラーが自動格納されない…些細なことですが、工賃込みで二万円くらいのオプション設定です。電動格納するならキーロックで自動格納は当然と考えますが、実際には国産車や輸入車に限らず電動格納するのに、自動はオプション扱いは珍しくないという現実もあります。ブレミアムカーを目指すなら標準装備しましょう。(tanuzouさん)
▼ガソリン車のデミオを積極的に購入するメリットが見出せなかった。日本車らしかぬ乗り味が欲しいならスズキ「スプラッシュ」を買った方が総合的に段違いで満足できるし、スズキ「スイフト」RSだってもっとそれらしい味わいを得られると思う。(b3_3さん / ガソリンエンジンモデル)
カーソムリエって何?
カーソムリエはオートックワン運営の『カーソムリエ検定』に合格した、その名の通りの“自動車のソムリエ”。彼らが実際に試乗をし、そのクルマについて感じたことを投稿しているのが、ここで掲載している『カーソムリエレポート』です。これまでに全国1,700名のカーソムリエが、8,900件以上のレポートを投稿しています。
会員登録のうえ、「カーソムリエ検定」に合格すれば、カーソムリエの資格が認定されます。
カーソムリエ検定は、自動車に関する様々な知識を問うクイズ形式の検定試験です。お使いのスマートフォンもしくはパソコンから、1回5~10分程度で受検することができ、何度でも挑戦できます。
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今回登場したデミオの詳細を、自動車評論家の先生が紹介する記事です。こちらも合わせてご覧ください!
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