スズキ新型「アルト」軽さは最大の武器【ピックアップカーソムリエ】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はスズキ新型「アルト」 をピックアップしてお届けいたします!
▼軽さは最大の武器(カーソムリエ kazuさん)
▼すっぴんでも元がよければ魅力的(カーソムリエ mashさん)
スズキ新型「アルト」
8代目となる新型「アルト」は、新たに開発したプラットフォームを初めて採用し、徹底した軽量化の取り組みにより60kgの軽量化を達成。パワートレインの高効率化とあわせて、ガソリン車No.1の低燃費37.0km/Lを実現。軽快でしっかりした走りも両立させた。 質感とプロポーションにこだわったエクステリアに、デザイン性と機能性を両立させたインテリアのシンプルでスタイリッシュなデザインを採用するとともに、ロングホイールベース化によりクラストップの室内長のゆとりある室内空間も実現している。 さらに、レーダーブレーキサポート[衝突被害軽減ブレーキ]をはじめとする先進の安全技術を搭載し、軽自動車に求められる乗りやすさ、扱いやすさといった基本性能に磨きをかけながら、「燃費性能」、「走り」、「デザイン」、「安全性能」を進化させた。
軽さは最大の武器(カーソムリエ kazuさん)
総合評価:3.8/5.0
外観デザイン:4.0/5.0
インテリア:3.7/5.0
走りやすさ:4.0/5.0
-オススメポイント-
外観
新型アルトは、昭和の香りのする平面で構成されるレトロなデザインだ。そこに、目力の強い四角いつり目をあしらって、独特の個性を放っている。特にこのフロントマスクは賛否分かれるところだろうが、個人的には結構いいんじゃないかと思っている。
昔のアルトっぽさも感じられるし、何より他に似た車がない。デザインを考えた人もそうだが、このデザインを大胆に採用したところが素晴らしい。このフロントマスクのおかげで、小さなボディのアルトが強い存在感を持つようになっている。
内装
100万を切る安い車なので、内装は必要最小限でいたってシンプル。でもその潔さが逆に気持ちいいし、平面的なインパネデザインや色合いも好印象。こんなもんで十分!と思える。
室内スペースは、昨今のトールワゴン、スーパーハイトワゴンなどと比べると明らかに小さいけど、本来軽の室内ってこんなもんだったわけで、別に実用面で問題が出るような狭さではない。他の軽が広すぎるのだ。明るい白地にパイピングがなされたシートも座り心地が良かったし、空間設計もバランスは良い。
走り
試乗した車は、3気筒のノンターボ52psのエンジン+CVTというもの。走りは軽快。エンジンが秀逸とかCVTがどうとかじゃなく、車重の軽さによるものだろうと思う。 試乗した車はなんと650㎏。昨今の軽は1トン前後あることを考えると、この軽さは驚異的だし、実際、走りの面で大きなアドバンテージとなっている。
軽いことがどれだけ大事なことなのか、この車に乗るとわかると思う。ターボじゃないのにパワー不足は全然感じないし、何より他の軽にはない軽やかな身のこなしが運転していて楽しい。さらにこの軽さは燃費にもプラス作用していて、時速13km以下になると止まるアイドリングストップ機構も助けとなって、リッター37kmを叩き出すとのこと。これからの軽は、「軽さ」にも焦点が当てられるようになる気がする。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
チープさは否めないので、そこを不満と思う人は少なからずいると思う。でも100万を余裕で切る価格で作られた車だということを考えると、実に良くできている。
あとは、フロントマスクを好きになれるかどうかで評価が分かれそう。
-運転後の感想-
改めて「軽さ」というものの重要性を感じた。今回は乗れなかったが、アルトにはMTのグレードもあり、そっちはさらに40㎏も軽い610㎏とのこと。しかも価格も85万円とめちゃめちゃ安い!馬力も49psと多少落ちるものの、これはきっと相当楽しい車なのではないか?と思っている。いずれこのMTのグレードにターボエンジン搭載モデルも登場したら、ライトウエイトスポーツを味わえる軽として注目を浴びるかもしれない。
昨今の軽は、お決まりの形があって、どこのメーカーもみんな同じで違いがわからない。これからは、より強い個性を出していくステージに突入していくのだろうから、このアルトのような、価格と軽さに焦点を当てたシンプル極まりない軽というのは、一つの個性の出し方として非常に魅力的だ。
すっぴんでも元がよければ魅力的(カーソムリエ mashさん)
総合評価:3.4/5.0
外観デザイン:4.8/5.0
インテリア:3.1/5.0
走りやすさ:3.0/5.0
-オススメポイント-
2WD Xに試乗してきました。 軽自動車も最近は豪華で高額なクルマが街をたくさん走るようになりましたが、この車はそれらとは一線を画すシンプルで安くて軽量で低燃費。かといって手抜きはなく、スズキがアジアの国でもこれをベースにグローバルカーとして展開する車を開発するであろうかという力の入れようです。この車のいさぎよさに惚れました。
エクステリアは一見80年代の車か?という四角い背の低いデザインで、ヘッドライトはハコスカのようなつり目。オプションでここにメガネのようなオプションを用意してますがお好みで(笑)。なんともいえない道具感が漂い、個人的には車のキャラクターとデザインがピッタリでGood!ホイールハウスも内貼りが無かったりして。
唯一15インチアルミホイールがおしゃれアイテム?で男性ならここは外せないかな?
インテリア
道具です(笑)割り切ってます。鉄板そのままの部分もあって特に後席ドアパネルの窓の後端部分が跳ね上げてあり個性的。贅沢はしてないけど必要な広さ、使いやすさはしっかり作られています。ヘッドクリアランスも膝回りの余裕も充分。横幅だけは軽なのでハンドル切るときにひじが時々ドアに当たります・・・・
走行性能は660ccのNAで変速機はCVTということで力強い加速はありませんが、軽量な新設計の車体が功を奏して普通に国道の流れについていけます。スピードが乗ってしまえばエンジン音はさほど気になりません。まあ想像では高速道路はうるさいでしょうが。 ハンドリングは正直試せるような試乗コースではなく交差点を曲がっただけなのですが、Xグレードはロールを抑えるスタビライザーが装着されており、だらしないロールはありませんでした。ほかのグレードは少し心配?
総合的には近所でお買い物、通勤などに使う目的であればピッタリの車です。実燃費も田舎道ならハイブリッドカーにも負けないでしょうし。なんといってもこの割り切りがいさぎよくて好感が持てます。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
発進時のエンジン音
唯一発進時のみエンジンを高回転まで引っ張る特性でうるさく感じました。軽量な車体と低速トルクとエネチャージを生かして低い回転で走らせられればいいのにと感じました。
-運転後の感想-
男性や運転好きならターボ待ちかな。
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