プジョー、新型「508／508 SW」を発売

新たなフロントデザインと装備を充実させたフラッグシップモデル

プジョー・シトロエン・ジャポンは、スタイリングをより美しく、高いクオリティと上質な乗り心地を両立させた新しいフラッグシップモデル「新型508／508 SW」を、2015年1月10日に発売開始する。

508／508 SWはプジョーブランドが提案する新世代のラグジュアリーモデルとして、2011年に発売された。今回、フロントデザインをさらに洗練させ、先進装備を追加することで、品質、利便性をこれまで以上に高いレベルで調和させたモデルとして開発された。

価格（消費税込）は「508 Allure」が3,650,000円、「508 Griffe」が4,250,000円、「508 SW Allure」が3,900,000円、「508 SW Griffe」が4,530,000円としている。

▼新型「508／508 SW」の新しい装備

（1）フルLEDヘッドライトを装備し、上質を極めた新しいフロントデザイン

フロントデザインは、LEDヘッドライトの採用とグリルおよびバンパーを刷新し、より重厚かつ洗練されたフェイスになった。また、ライオンエンブレムを新たにグリル中央に配し、フロントの先端でブランドを主張する最新のデザインとなり、これらの形状変更により、オーバーハングが15mm長くなっている。

セダンではリアコンビネーションのデザインが一新。3本のLEDポジションランプはライオンの爪痕をあらわしており、さらにプロテクション機能を重視したバンパーと、デュアルエギゾーストを模したクロームの装飾が新しさを引き立てている。リアのオーバーハングは25mm長くなり、全長はSWと同じサイズとなった。

（2）最新のドライブトレインとストップ＆スタートシステムにより、燃費を向上

508ではこれまでの1.6リッターターボエンジンに、新たに開発した燃料噴射システムを採用。200バールの高圧燃料を噴射することで均一な混合気による燃焼を実現、最高出力を9psアップさせ燃費を28％向上させた。

そして、新型308に搭載した第3世代の6速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、フリクションの低減やハイギアード化などにより、スムーズでダイレクトなシフトフィーリングを実現。また、市街地での燃費向上とCO2排出量低減に効果的なストップ＆スタートシステムも装備している。

（3）ダッシュボード上部に新型7インチタッチスクリーンを設置

従来よりも視認性にすぐれた位置に7インチタッチスクリーンを新たに装備し、バックアイカメラの映像やナビゲーション、Bluetooth、ラジオ、そしてCDプレーヤーなど、マルチメディアの一括操作を可能にした。エアコンのコントロールは、これまでどおりセンターパネルのボタン操作で行う。また、ステアリングにも各種スイッチを配し、音量やオーディオの操作等が可能。

（4）バックアイカメラ（全車）およびブラインドスポットモニターシステムを装備 （Griffe）

シフトレバーをリバースギアに入れると、後方の画像がタッチスクリーンに映し出される。障害物に近づくと警告表示とアラームで注意を促す。

また、後部両端のソナーが死角に入った車両を検知するブラインドスポットモニターシステムが搭載され、ドアミラー内側に設けたウォーニングランプがオレンジ色に点灯し、ドライバーに知らせる仕組みとなっている。

（5）最高級ナッパレザーシートを採用 (Griffe)

Griffeのシートには最高級のナッパレザーを使用、これまでよりもさらに1ランク上の良質な空間と乗り心地を演出している。運転席アクティブランバーサポート、電動調整可能なヒーターつき前席レザーシート、ポジションメモリー、ウェルカム機能を追加。カラーは、ブラックとコイーバの2色が設定された。