フォルクスワーゲン ゴルフ『開発者の想いが凝縮された妥協なき存在』【ピックアップ!カーソムリエレポート】

【カーソムリエレポートって何?】

カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。 本日はフォルクスワーゲン ゴルフをピックアップしてお届けいたします!

▼『開発者の想いが凝縮された妥協なき存在』(カーソムリエ car_valueさん)

▼『なるほど、これが世界のベンチマークか!?』(カーソムリエ umeo@testdriveさん)

★★フォルクスワーゲン ゴルフの他の試乗レポートはコチラ★★

フォルクスワーゲン ゴルフ

2013年6月に最新モデルのゴルフ7が日本でも発売開始。多くの先進安全装備をそなえ、燃費も ゴルフ 史上最高の21.0km/Lを実現。「2013-2014 日本カー・オブ・ザ・イヤー」受賞モデル。

『開発者の想いが凝縮された妥協なき存在』(カーソムリエ car_valueさん)

フォルクスワーゲン ゴルフ
フォルクスワーゲン ゴルフフォルクスワーゲン ゴルフ

総合評価:4.0/5.0

外観デザイン:4.2/5.0

インテリア:3.9/5.0

走りやすさ:4.3/5.0

-オススメポイント-

〜成熟からの革新的飛躍を遂げた7代目Golf〜

○フォルム

あれ?見た目はあまりかわってないのか?と一見先代と似た印象をだったが、よく見ると水平基調のグリルとたくましいCピラーはゴルフ伝統のデザインを踏襲しておりショルダーラインは流れるような躍動感ある仕上がりだ。

○車内デザイン

シートは比較的柔らかめだが、適度なクッション性が備わり着座すると左右から優しく体を包み込んでくれるような座り心地だ。安定した姿勢を保てるので長時間走行でも疲労軽減につながる。もちろんシートポジションは前後上下調整可能(ステアリングも同様)で、調整幅が大きいので小柄の方、大柄な方ともに適切な運低姿勢、視野の確保が維持できる。

また、電動パーキングブレーキ採用により周辺スペースの確保ができドライバーへの心配りができている。

○乗り味(高速)

高速走行にも関わらずロードノイズは静かで音楽を聴きながらだと全く気にならないと思うほど抜群の静粛性だと関心した。

○エンジン

1.2ℓ 105馬力 TSIエンジン 小排気量ながら7速まで一気にアクセルを踏むと1.8ℓ並の力強さで前に引っ張られるような感覚。

○安全性

扉は重厚感があり左右の衝撃軽減にも安心できる。

ミリ波レーダー: 全車標準搭載の高性能安全装置

レーダーで前車との車間距離を検知し、危険度に応じ警告音が作動する。ドライバーが回避出来ない場合はプリクラッシュブレーキシステムが作動し自動で車両を減速させ衝突を軽減する。

総合評価

プレミアム感とスポーティーさを両立した7台目ゴルフ。 カタログで見るだけでなく是非とも試乗して頂きたいと思える価値のある1台。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-

違った。

理由:フォルムデザインは6と比較しさほど変わりないが静粛性が格段に高くなっていることに驚いた。

-不満点-

後部座席のニースペースがもう少しほしい。

-運転後の感想-

運転する価値のある1台でした。

フォルクスワーゲン ゴルフフォルクスワーゲン ゴルフフォルクスワーゲン ゴルフフォルクスワーゲン ゴルフフォルクスワーゲン ゴルフ

『なるほど、これが世界のベンチマークか!?』(カーソムリエ umeo@testdriveさん)

フォルクスワーゲン ゴルフ
フォルクスワーゲン ゴルフフォルクスワーゲン ゴルフ

総合評価:4.3/5.0

外観デザイン:5.0/5.0

インテリア:4.1/5.0

走りやすさ:4.7/5.0

-オススメポイント-

GTIを買っちゃった。月並みな言い方だが、質実剛健。コンパクトカーの部類だが、日本で乗る分にはチョットプレミアムなイメージをもたれる。ドイツでは、日本で言うカローラ。

ここは日本なので、街ですれ違う可能性も日本車より低く優越感に浸れる。同じクラスの日本車よりは高速走行安定性に優れ、コーナーでも安定していて安心できる。長距離ドライブでも疲れにくく、何処まで行っても運転が楽しい。

先進の電子制御技術がふんだんに取り入れられており、安全性は同クラスの日本車の比ではない。あくまでも同クラス。FFなのに、こんなに曲がるクルマは初めて。異常に曲がる。イン側のタイヤにブレーキをかけて曲がるシステムのおかげで、本当に不自然なほど曲がる。

インテリアの質感も高く、購入後の満足感は非常に高い。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-

同じ。

-不満点-

長所が、そのまま短所になっている部分も。曲がりすぎるハンドリングは、決して素直とは言えない。あくまでも日本車の同クラスと比較すると素晴らしいが、車体価格を考えると、もう少しでレクサスも視野に入るほど高価だ(GTI)。ボディ剛性は高いが、車内のインパネ等の樹脂の建て付けが悪く、異音、共鳴音がうるさい。見た目ではなく、そういった部分の質感は低い。

-運転後の感想-

毎日通勤で乗っているが、燃費も10キロ程度走るし、運転が楽しい。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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