ホンダ N-WGN『ホンダらしいしっかり感』【ピックアップ！カーソムリエレポート】

【カーソムリエレポートって何？】

カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。

本日はホンダ N-WGNをピックアップしてお届けいたします！

▼『ホンダらしいしっかり感』（カーソムリエ d-suke mau carさん）

▼『Nシリーズ集大成』（カーソムリエ ファ爺さんさん）

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ホンダ N-WGN

2013年11月より発売開始。大人4人がくつろげる快適な室内空間や、予期せぬ車の横滑りを抑えるVSA（車両挙動安定化制御システム）などをすべてのタイプに装着した充実の安全装備に加え、新開発のエンジンとCVTによるスムーズでストレスのない走りと、29.2km/L（JC08モード）という低燃費を実現している。

『ホンダらしいしっかり感』（カーソムリエ d-suke mau carさん）

総合評価：3.7／5.0

外観デザイン：3.6／5.0

インテリア：3.9／5.0

走りやすさ：3.0／5.0

-オススメポイント-

・軽自動車では、トップクラスの衝突安全性を確保している点。

・内装の立て付けがしっかりしている点。低価格帯の国産車だと、コンソール部分を、左右に力を加えてみると、ぐらぐらと揺れて、立て付けの悪さを露呈するものが多いのだが、この車で同じ事を試してみても、コンソールはしっかりと組み付けられているらしく、微動だにしなかった。恐らく車全体の作り込みがしっかりしている筈で、安心感に繋がる。

・やんちゃ感と、上質感がきれいにブレンドした、エクステリアデザイン。ムーブほど子供っぽくなく、ワゴンrほど無味乾燥な感じではない。若者が乗っても、シニア層が乗っても、どちらも違和感が無い絶妙なスタイリングのバランス感覚は、この車ならでは。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？-

同じ。

-不満点-

・１５インチ仕様の粗い乗り心地。

・軽すぎるハンドリング。

・好きなオプションを選ぶと、１５０万円をあっという間に超えてしまう価格。絶対に軽自動車でなくてはならないという事情が無いのなら、フィット３を買った方がいいのでは？

-運転後の感想-

非常に運転しやすかった。軽自動車だが、内外装の仕立てにも上質感が感じられた。 ただ、幾分値が張りすぎる。

『Nシリーズ集大成』（カーソムリエ ファ爺さんさん）

総合評価：4.6／5.0

外観デザイン：5.0／5.0

インテリア：4.6／5.0

走りやすさ：3.7／5.0

-オススメポイント-

エヌワゴンはNシリーズの中で最も後発のモデルで、優れた室内空間や積載能力で人気のエヌボックスと比べて全幅・全長が同じで全高のみ下げて、室内のレイアウトを少し効率的にしたモデルである。後発のエヌワゴンはよく計算されており、燃費や室内空間の有効的な使い方もエヌボックスより優れている。ダイハツのムーヴやスズキのワゴンRのよう売れっ子がひしめく激戦区での真っ向勝負モデル。

俊敏なエヌワンを一番打者、大きなエヌボックスを四番打者とするとエヌワゴンは三番打者のようにエースの位置づけ。

エクステリアは押し出しの強いフロントマスクで男らしい。インテリアは比較的シンプルだがドアポケットなど使いやすく印象が良い。

動力性能は後発モデルだけあって、エヌボックスのように重さを感じることはなく低燃費とあって満足。

-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？-

同じ。

-不満点-

特になし。

-運転後の感想-

ホンダのマンマキシマムメカミニマムの思想が良い形で具現化したモデル。売り上げも良く、フィットと一緒にホンダを支えることだろう。

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