スバル「新型WRX・WRX STI」が米国IIHSから安全最高評価を獲得
全試験項目において 最高評価「Good」を獲得
現在、北米地区で販売しているスバルの2015年型「WRX」、「WRX STI」が、IIHS(道路安全保険協会)が行う最新の2014年の安全性評価において、「トップセイフティピック」を受賞した。この他のスバル車については、レガシィ、アウトバック、インプレッサ、SUBARU XVクロストレック、フォレスターが既に「トップセイフティピック」を獲得している。
WRXシリーズは、スバル独自の水平対向ターボエンジンを核とするシンメトリカルAWDシステムを搭載した、スバルのAWDスポーツパフォーマンスを象徴するモデル。1992年の初代モデル誕生以来、実用的な4ドアセダンでありながら、圧倒的なスポーツ性能を兼ね備えた個性的なスポーツセダンとして、世界中のスポーツカーファンから支持を得てきた。
「トップセイフティピック」
「トップセイフティピック」を受賞するには前・側・後面衝突、そしてロールオーバー(車両転覆)時の安全評価すべてにおいて最良の乗客保護性能を持ち合わせたクルマとして、最高の「Good」を獲得するとともに、2012年に導入されたスモールオーバーラップ試験においても「Good」または「Acceptable」を獲得することが必要。
スモールオーバーラップ試験は、車両の前面コーナー同士の衝突や、車両の前面コーナーと電柱等、前方にある物体との衝突を想定した非常に厳しい衝突試験である。この試験では、車両前面の運転席側25%に渡る範囲を高さ5フィート(約1.5メートル)の衝突試験用バリヤに時速40マイル(約64キロメートル)で衝突させる。2015年型WRX、WRX STIは、これら5つの安全性評価項目において最高評価「Good」を獲得した。
富士重工業は、ブランドステートメントである“Confidence in Motion”を通じて、スバルならではの「安心と愉しさ」の提案を掲げている。この「安心と愉しさ」を支える重要な要素である「安全」を、ALL-AROUND SAFETY の考え方の基に、アクティブセイフティ、パッシブセイフティ、プリクラッシュセイフティの各技術進化により実現していく。
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