BMW Z4 『走るよろこびの塊的オープンスポーツカー』 【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエに合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日は以下のレポートをピックアップしてお届けいたします!
▼BMW Z4 『走るよろこびの塊的オープンスポーツカー』 (カーソムリエ Rouge RX-7さん)
▼メルセデス・ベンツ 『ベンツの86』 (カーソムリエ なぐさん)
BMW Z4 『走るよろこびの塊的オープンスポーツカー』 (カーソムリエ Rouge RX-7さん)
総合評価:3.6/5.0
外観デザイン:4.4/5.0
インテリア:3.2/5.0
走りやすさ:4.7/5.0
-オススメポイント-
sDrive20i MSportに試乗。
<エクステリア>ロングノーズ、ショートデッキのオープン。22秒でクーペになる車高は1280mmと完璧なプロポーション。初めて見たときはクジラ見たいと思ったデザインも、各部のブラッシュアップと見慣れてきたせいか、今では非常に美しくかっこ良く感じる。試乗車はマイチェン前のものだったが、マイチェン後はヘッドライトのイカリングがLEDになり、上端にもLEDのアイラインが付いてますますスタイリッシュになっているようだ。
<インテリア>黒基調にシルバー加飾の定番の配色ながら、レザーにウッドパネル、ステッチのアクセント、奥行きがあり立体的でドライバーを包み込むダッシュボード、ジョイスティック風シフトノブとスポーツカー度満点。オープンは紅葉の季節には最高。ルーフを閉めても以外とヘッドクリアランスがあり快適。
<走り>2リッターターボは184psながら27.5kgmのトルクを1250rpmから発生。1500kgの車重ながら8速ATで怒涛の加速。Mスポーツの足周りは公道ではぎりぎり限界というところまで引き締め、BMWらしいセッティングで走るよろこびを堪能できる。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
サイドブレーキがなくなった!なんだこのボタンは!
-運転後の感想-
気持ちいい。気分は最高。
●●編集部員コメント●●
2013年4月にマイナーチェンジ。新型モデルのエクステリアは、新たにヘッドライトにLEDを採用したスモールライトリングを装着し、LEDターンインジケータを内蔵したクロームのサイドフィニッシャーを新採用している。インテリアは、コントロールディスプレイ周りとエアコンディショナーのエアアウトレットのフレームをハイグロスブラック仕上げとしている。
●●このクルマの他の試乗レポート●●
BMW Z4の他の試乗レポートはコチラから!
メルセデス・ベンツ SLKクラス 『ベンツの86』 (カーソムリエ なぐさん)
総合評価:4.5/5.0
外観デザイン:4.4/5.0
インテリア:4.5/5.0
走りやすさ:4.7/5.0
-オススメポイント-
・小型のFRスポーツクーペなので運転していて楽しい。
試乗したのは1.8リッターモデルのエントリーグレードであったので、エンジンのパワーも程よく性能を使いきれる感じです。1.8リッターの割りにトルクが27.5kgmということで2.5リッター車並のトルクを持っているので加速は鋭く、音も4気筒の安っぽい甲高い音は一切せずV6等に匹敵する低い音でした。最近のダウンサイジングエンジンの片鱗が垣間見れました。
・インパネも最近のベンツであり、コンソールにボタンが多いです。取説を見ながら操作を覚えていく工程が楽しくなると思います。
・今回のSLKで先進装備といえばやはりマジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフである。
この装備は一見するとただのサンルーフにしか見えないが、ガラスの中に電気を通しその電流の大きさを変化させ透過率を変えるという物。試乗したときが夜だったので体験は出来なかったが、オープン状態にしなくても半オープンドライブ気分が味わえるというのは日焼けを気にする女性にとってはうれしいかもしれない。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
違った。
理由:ベンツということでスポーツクーペでも柔らかい乗り味かと思っていたが、実車は硬くしっかりと走る車になっていた。
-不満点-
ベースグレードではスタイリングがやや安っぽく感じる。
AMGにすれば安っぽさは微塵も感じないが、ベースグレードではそう見えてしまう。上にSLクラスがありデザインも共通点が多いので、それの廉価版と見えてしまう。
○乗る前と印象が違うか
ベンツということでスポーツクーペでも柔らかい乗り味かと思っていたが、実車は硬くしっかりと走る車になっていた。
-運転後の感想-
まず運転席に入った瞬間にタイトさを感じた。これはスポーツカーとしては素晴らしいことであり、同時に高級感もあるため欲しいと思ってしまった。金銭に余裕があればSLKのAMGは欲しいかもしれない。
●●編集部員コメント●●
日本向けとしては21年ぶりに、MT(マニュアルトランスミッション)車を追加導入。最新のメルセデス・デザインによる上質でスタイリッシュな内外装に、走行性能や燃費性能などを両立した最新鋭の直噴エンジンを搭載する。
●●このクルマの他の試乗レポート●●
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