ルノー カングーに人気の限定車シリーズ「カングー クルール」が3度目の登場

往年の「4(キャトル)」や「エクスプレス」「4CV」の純正ボディカラーを復刻!

ルノー カングー クルール(限定300台)[ボディカラー:ベージュ カマルグ(ルノー4純正色)] エクステリア

ルノー ジャポンは5月17日、スペースワゴン車「ルノー カングー」に、レトロなカラーリングを施した特別限定車「ルノー カングー クルール」300台限定で発売する。一昨年、昨年に続き、限定車クルールの登場はこれで3回目となる。

「クルール」はフランス語でカラー(色)の意味。今年2012年のクルールは「フレンチレトロ」をテーマに、往年のルノー車の純正カラー3色を復刻した。

1つめのボディカラーはベージュの「ベージュ カマルグ」。小型車「ルノー 4(キャトル)」の純正色で、南フランス カマルグ地方の美しい砂浜をイメージしたもの。

2つめは水色の「ブルー エクスプレス」。カングーの祖先に当たるフルゴネット型商用バン「ルノー エクスプレス」で有名な純正色だ。陽光に輝く地中海の青をイメージしている。

3つめは緑色「ヴェール パステル」。ルノーが戦後すぐに生産を開始し、日本でも日野自動車がノックダウン生産したことでも知られる大衆モデル「ルノー 4CV」に採用されていたカラー。プロヴァンス地方を彩るオリーブの葉の緑を再現したものだという。

限定車カングー クルールは、ベースモデルがカラードバンパーなのに対し、「あえて」ブラックバンパーとし、ドアミラーもブラックにしたほか、ブラックサイドモール(これはベースモデル「ルノー カングー」と同様)やブラックリアランプガーニッシュと組み合わせることで、よりレトロな雰囲気とすることに成功した。

価格は、5速MT車が219.8万円、4速AT車が229.8万円[価格は共に消費税込み]で、ベースモデルの「ルノー カングー」と同じ価格設定になっている。3色合計で300台が限定販売される。またボディカラーとコーディネイトした純正のフロアマットやナビゲーションシステム用ベースパネルなども併せて設定される。

※画像をクリックすると限定車「ルノー カングー クルール」のさらに多くの画像がお楽しみ頂けます。

ルノー カングー クルール(限定300台)[ボディカラー:ブルー エクスプレス(ルノー エクスプレス純正色)] エクステリアルノー カングー クルール(限定300台)[ボディカラー:ヴェール パステル(ルノー 4CV 純正色)] エクステリアルノー カングー クルール(限定300台) インパネルノー カングー クルール(限定300台) 純正ナビ用パネル(写真はボディカラー:ブルー エクスプレスの例)ルノー カングー クルール(限定300台) 純正カラードスチールホイール(写真はボディカラー:ベージュ カマルグ用)

「ルノー カングー クルール」主要諸元

ルノー カングー クルール(限定300台)[ボディカラー:ブルー エクスプレス(ルノー エクスプレス純正色)] フロント

全長x全高x全幅:4215x1830x1810mm/ホイールベース:2700mm/車両重量:1420kg(5速MT)/1460kg(4速AT)/定員:5名/ステアリング位置:右/エンジンタイプ:直列4気筒 DOHC 16V/総排気量:1598cc/最高出力:105ps(78kW)/5750rpm/最大トルク:15.1kg-m(148N・m)/3750rpm/トランスミッション:5速MT/マニュアルモード付き4速AT/駆動方式:FF(前輪駆動)/タイヤサイズ:195/65R15(前後)

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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