新型LX vs 新型ランドクルーザー外装比較┃日本を代表する本格クロカン四駆を写真で細かくチェック

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2021年12月末に登場した新型LX600。同年8月に登場した新型ランドクルーザー同様、新開発のGA-FプラットフォームやV6 3.5Lツインターボエンジン搭載とメカニズムでは共有性も多い2台だが、今回は大きく違う外観を比較していく。

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  1. どんな悪路でも快適かつ上質に「レクサス LX」
  2. 世界中の道なき道で愛され続ける「トヨタ ランドクルーザー」
  3. 両モデルとも悪路走破性を極めた新たなモデルをラインナップ

どんな悪路でも快適かつ上質に「レクサス LX」

プラットフォームやエンジン、基本骨格などを共有する「レクサス 新型LX(LX600)」と「トヨタ 新型ランドクルーザー(ランドクルーザー300)」。

これまで両モデルが世界の道なき道で愛され続けてきた理由である「高い信頼性・耐久性・悪路走破性」といった美点はそれぞれのモデルに継承されながらも、各モデルともにフルモデルチェンジでさらに独自の進化を遂げた。

特に新型LX600は、高級車ブランドLEXUS(レクサス)に相応しい高級感のある専用内外装をはじめ、見た目だけで比べてみても、新型ランドクルーザー300とは全く異なる車種であることがわかるはずだ。

新型LX600の開発テーマは「世界中のどんな道でも楽に、上質に」。

メカニズムの面でも、車高を自動調整する「AHS(アクティブハイトコントロールサスペンション)」や電動パワーステアリングなど多数の専用メカニズムを採用するなど、レクサス 新型LX600は独自性に強くこだわっている。

世界中の道なき道で愛され続ける「トヨタ ランドクルーザー」

いっぽうの新型ランドクルーザーは「世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走り」をテーマに開発。

プラットフォームやボディを全て一新しながらも、全長やホイールベース、対地障害角(アプローチアングル、デパーチャーアングル、ランプブレークアングル)は先代と共通化した。

これは、過去30年以上、歴代の4モデルに渡って継承されているもので、”世界中のどんな道”にもマッチする黄金比なのだとトヨタは説明する。

新型ランドクルーザーは、歴代モデルと共通するキャビンバックワードプロポーション(キャビンを後ろ寄りに配置した形状)を継承し、ランドクルーザーらしさを外観から表現しながらも、モダンなディテール処理で新鮮な印象も与えている。

ただしあくまでも優先されたのは機能性。障害物をかわすように設計された前後バンパー下部の形状など、悪路走行での走破性を最重視したデザインを与えた。エンジンフードの凹みも、悪路での前方視界を少しでも確保するための工夫である。

両モデルとも悪路走破性を極めた新たなモデルをラインナップ

新型LXと新型ランドクルーザーにはそれぞれ、フルモデルチェンジを機に新たなバリエーションが加わった。いずれも、悪路走破性を極めたスペシャルモデルだ。

新型LX600には、国内専用仕様車として“OFFROAD(オフロード)”グレードを新設定した。ディファレンシャルロックを、他の新型LX600に備わるセンターに加え、フロントとリアにも設定。悪路でのスタック脱出時などで効果を発揮する。他モデルが22インチタイヤなのに対し、LX600 オフロードは扁平率の高い18インチを採用し、路面への追従性を高めた。

いっぽう、新型ランドクルーザー300に加わったのは「GRスポーツ」だ。前後デフロック追加はLX600 オフロード同様だが、こちらは電子制御でスタビライザー効果を自動変化させる「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)」を採用。自動独立制御で悪路走行時に前後のスタビライザーをキャンセルさせたり、舗装路でのコーナリング時に作動させたりする。

ゴージャスな雰囲気も魅力のひとつとなっているレクサス 新型LXとトヨタ 新型ランドクルーザーだが、両モデルは違う世界観を与えられた。共にメッキ加飾部を全てダークグレーやブラック塗装にカスタマイズされ、スポーティで精悍なイメージに変身。レクサス LXとトヨタ ランドクルーザーの新たな一面を訴求している。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)/撮影:小林 岳夫・島村 栄二・茂呂 幸正]

レクサス/LX
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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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