GRMNヤリスも人気必至! 販売台数制限で抽選販売となった特別仕様車3選
- 筆者: 篠田 英里夏(MOTA編集部)
- カメラマン:森山良雄/トヨタ/ホンダ/MOTA編集部
新車には通常グレードに追加して販売される「特別仕様車」が存在する。特別仕様車は販売台数のテコ入れとして専用装備を装着してお買い得な価格設定になっていることもある。
しかし、人気のモデルや最終型などでは台数限定で販売されることもあり、中には抽選で当たれば購入できるという超貴重なモデルも存在する。今回はそんな台数限定で話題となった特別仕様車を3台紹介しよう。
サンライトイエローを復活させたホンダ シビック タイプR リミテッドエディション
先代モデル(5代目)のホンダ シビック タイプRに用意されたリミテッドエディションは、日本国内では200台限定モデルとして販売された。1990年代のホンダ シビック タイプRに設定されていたサンライトイエローをイメージした「サンライトイエローII」の特別色を設定。
さらに、ホンダとBBSが共同開発した専用の鍛造アルミホイールや専用タイヤを装着する。鍛造アルミホイールを採用したことで車体重量を23kg軽量化し、さらにスポーティな走りに磨きがかかったモデルと言えるだろう。当時の価格は550万円〜だが、中古車サイトを検索すると本体価格1200万円といった高値で1台のみ取引されているのが確認できた(当社調べ)。
スバルの名エンジンEJ20を搭載した最後のモデル スバル WRX STI EJ20 ファイナルエディション
2019年12月末に生産を終了したスバル WRX STIの最後の限定車、WRX STI EJ20 ファイナルエディションは555台限定モデルとして販売された。スバルの名エンジンとも言われる「EJ20」を搭載する最後のモデルとあって、抽選倍率は23倍の1万2300件の応募があったという。
フロントグリルやリアバンパーにはチェリーレッドのアクセントが入り、WRC参戦マシンを想起させるゴールド塗装のBBS製19インチ鍛造アルミホイールを装着するなど、ファンなら嬉しい装備を多数搭載していた。当時の価格は452万1000円〜だが、こちらも中古車サイトでは1台ヒットし、本体価格659.9万円で取引されているのが確認できた(当社調べ)。
GRヤリスの最終形!? ラリー向けやサーキット向けにチューニングされたトヨタ GRMNヤリス
500台限定で販売される予定のトヨタ GRMNヤリスは2022年夏頃に登場するモデルだ。スポット溶接点を増やしたことでボディ剛性をさらに高め、リアシートをなくしたことで約20kgの軽量化に成功。よりスポーティな走りを楽しめるようになっている。
ラリー仕様とサーキット仕様、ベース仕様の3パターンを用意。価格は731万7000円〜と、今回取り上げたモデルの中では最も高価でもある。
定価の3倍で取引される例もある!
今回取り上げた台数限定特別仕様車の価格は数百万円程度だが、ホンダ シビック タイプR リミテッドエディションは1600万円で落札されたというニュースもあった通り、限定モデルは転売業者に目をつけられやすいモデルでもある。本当に欲しいと思っている人にのみ、当選するような仕組みづくりが必要なのかもしれない。
※記事中の中古車価格は2022年1月時点のMOTA調べ
【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】
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