日産 新型スカイライン 400R 実燃費レポート|スカイライン史上最強の“400R”の実力を試す(5/6)
- 筆者: 小鮒 康一
- カメラマン:小鮒 康一・MOTA編集部
新型スカイライン 400R 実燃費レポート|総合実燃費編
■新型スカイライン 400R 総合実燃費:10.26km/L
総合実燃費比較 | |
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新型スカイライン 400R 実燃費 | 10.26km/L |
新型スカイライン 400R カタログ燃費 | 10.0km/L |
ということで、今回の新型スカイライン400Rの燃費テストは、街乗り・郊外路・高速道路と合わせて164.0キロを走り、総合実燃費は10.26km/Lであった。これはWLTCモード燃費の10.0km/Lとほぼ同等の数値となっており、400PSオーバーのハイパフォーマンスマシンということを考えれば十分合格点と言える数値である。
ハイブリッドモデルも十分スポーツセダンらしい走りを楽しむことができたが、やはり走りの面では400Rは別格と言ったところで、前述のバタバタ感の抑えられた足回りや、専用チューニングがされたダイレクトアダプティブステアリングもハイブリッドモデルよりも自然な操作感となっていた。
エクステリアに関しても、トランクリッドに付けられた400Rのエンブレムとブラック塗装のドアミラー以外は400Rであることをアピールする点がないというところが、大人のスポーツセダンとして非常に好感が持てる。ただ、常に目にするメーター周りに関してはもう少しスペシャル感のある違いがあってもよかったかな、というのが個人的な感想だ。
とはいえご存知のように電動化にシフトしつつある日産において、このような純ガソリンエンジンのツインターボを搭載したモデルを追加したことには素直に賛辞を送りたいところ。ただ、どうせならこのタイミングでクーペモデルも日本に導入してくれたらなあ、と思ってしまったのは、マニアの贅沢な要望なのだろうか…。
[筆者:小鮒 康一/撮影:小鮒 康一・MOTA編集部]
日産 スカイライン 3.0 400R 主要スペック | |
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車種名 | スカイライン |
グレード名 | 3.0 400R AT |
価格(消費税込み) | 552万円 |
全長×全幅×全高 | 4810mm×1820mm×1440mm |
ホイールベース | 2850mm |
駆動方式 | FR |
車両重量 | 1760kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | V型 6気筒 DOHC |
総排気量 | 2997cc |
エンジン最高出力 | 298kW(405PS)/6400rpm |
エンジン最大トルク | 475Nm(48.4kg・m)/1600rpm |
トランスミッション | フロア 7 |
使用燃料 | ハイオク |
燃料消費率(WLTCモード燃費) | 10.0km/L |
燃料消費率(WLTC:市街地/郊外/高速道路モード) | 6.5km/L、10.6km/L、12.5km/L |
タイヤサイズ | 245/40RF19 |
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