ホンダ CR-V(ガソリン・FF・5人乗り仕様)実燃費レポート|人気SUVの実燃費を徹底テスト(4/6)
- 筆者: 永田 恵一
- カメラマン:永田 恵一 / 和田 清志
ホンダ CR-V(ガソリン・FF・5人乗り仕様)実燃費レポート 高速道路編
■ホンダ CR-V(ガソリン・FF・5人乗り仕様)高速道路での実燃費:18.0km/L
CR-V1.5リッターターボFFは高速道路で18.0km/Lという結果になった。動力性能を加味すれば、市街地と郊外路よりはライバル車に対しアドバンテージのある燃費といえる。
高速道路実燃費 | カタログ燃費 | |
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ホンダ CR-V 1.5ターボFF | 18.0km/L | 15.4km/L |
トヨタ ハリアー 2リッターガソリンFF(初期モデル) | 18.1km/L | 16.0km/L |
日産 エクストレイル 2リッターガソリン4WD(初期モデル) | 15.4km/L | 15.6km/L |
スムーズなエンジンフィールが印象的
高速道路編ではエンジンフィール、そしてアダプティブクルーズコントロールの印象を中心にお伝えする。
まずエンジンフィールに関して。市街地編で書いた常用域のトルク感以外に印象的だった点として、回転がスムーズで不快な振動がないのが美点だ。ライバル車の2.5リッター級NAエンジンに対し、1気筒あたりの排気量が少ないことが幸いしているのだろう。フラットトルクなエンジン特性のため、エンジンを回せば回すほどパワーが出るというタイプで、アクセルを深く踏んだ際の動力性能、瞬発力も、ライバル車の2.5リッター級NAエンジン波のものが確保されておりなかなか速い。
また100km/h走行時のエンジン回転数は1700回転と、最近のミドルクラスSUVとしては平均的なところであるが、全体的に静粛性が高いのも印象的だった。後述するアダプティブクルーズコトントロールとLKASのサポートを使い、いい音を奏でるオーディオで音楽を聴きながら、快適なクルージングを楽しめるだろう。
高速道路でアダプティブクルーズコントロールとLKASを使うと、アダプティブクルーズコントロールは車間距離は適切、加減速もスムーズ、さらにLKASも、直進のキープだけでなく首都高速のコーナーにも対応するなど積極的に作動してくれる。白線の認識が早く、心強いドライビングサポートとして有難いのが確認できた。
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