メルセデス・ベンツ E250CGI 500km実燃費レビュー【vol.1 0-100km】(1/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
メルセデス・ベンツ E250CGI 500km実燃費レビュー【vol.1 0-100km】
E250CGIと金子浩久氏 給油中のE250CGI E250CGIを運転する金子氏 目白通りから関越道へ 関越道 練馬インター看板 関越道 嵐山PA付近を走行 0-100kmの燃費は11.9km/Lでした 画像ギャラリーはこちら

今回の500kmレビューは、MB E250CGI ブルーエフィシェンシーをチョイス!

給油中のE250CGI
目白通りから関越道へ関越道 練馬インター看板

陽が短くなるのは早く、午前6時の東京はまだ暗い。

池袋のサンシャイン60前をスタートして、新目白通りを一路、西へ。谷原インターから関越自動車道に乗るのだ。クルマは、メルセデス・ベンツ E250CGI ブルーエフィシェンシー。

いよいよ、エンジンのダウンサイジングの波が、天下のメルセデスにも及んできた。

フォルクスワーゲンが先鞭を付けたダウンサイジングコンセプトは、排気量を下げることによって燃費を向上させ、CO2削減量を増やそうというものだ。

足りない分は、ターボやスーパーチャージャーで過給し、同時にガソリン直噴によってドライバビリティも向上させる。燃費やCO2削減と、相反するパワーアップを両立できる素晴らしいコンセプトであり、技術だ。

実際、フォルクスワーゲンの各車はその効果が著しく、マーケットでの人気も高い。指名買いがほとんどだとも聞く。気持ちはよくわかる。エンジンのダウンサイジングコンセプトは、ただ速いとか、いままで誰もできなかった新技術を実現したとかいう派手なパフォーマンスではなく、理科系の人が唸るようなクレバーな技術だからだ。

それって、フォルクスワーゲン好きとピッタリ重なり合う。「アンダーステートメントだけど、クルマについてはけっこうウルサいヨ」

彼らは自分からは絶対そう言わないけれど、顔に書いてある。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

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