【燃費】ホンダ N-WGN 燃費レポート／永田恵一(2/5)
- 筆者： 永田 恵一
- カメラマン：オートックワン編集部
ホンダ N-WGN 燃費レポート【高速道路編】
N-WGNが登場する前のホンダのNAエンジンを搭載した軽自動車といえば「N-BOX」だ。
N-WGNの比較対象としてはカテゴリーが違うため相応しくはないが、具体的な例としてマイナーチェンジ前のN-ONEのNA車を思い出すと、800kgを超える車重に対するエンジンやCVTなどのマネージメントがまだ熟成不足だったのか、スズキやダイハツのライバル車と比べて動力性能の見劣りを感じ、高速道路や流れの速い幹線道路も走るならばターボ車を選びたい、というのが率直な印象であった。
それがN-WGNでは、前述したパワートレーン関係の大幅な改良により、NA車で高速道路を走っても余力があり、本線合流や追い越し加速の際の瞬発力ともに不満のないレベルを確保していることには驚かされた。
ターボ車に関しては、今回の燃費テストとは別の機会にN-WGNカスタムに試乗した事があるのだが、当然ではあるがどのシーンでもNA車に比べ余力があり、アクセル開度が少ない点や全体的に騒音が抑えられる点は大きなアドバンテージであった。
N-WGNの高速道路での燃費は「23.8km/L」という値を記録した。
当企画でハイト系軽自動車の燃費データがないため他車との比較はできないのだが、ハイト系軽自動車でこれだけ走れば多くの人が満足できる燃費とはいえるだろう。
ホンダ N-WGNの高速道路における実燃費／23.8km/L
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1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る
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