【燃費】マツダ アクセラスポーツ(ディーゼルターボ)燃費レポート/永田恵一(1/5)
- 筆者: 永田 恵一
マツダ アクセラスポーツのディーゼルターボエンジン搭載車の実燃費を測定
カッコいいスタイルはもちろん、日本車では唯一ガソリンエンジン、ハイブリッド、ディーゼルエンジンという3つのパワーユニットを設定することなどで最近注目株となっているマツダのアクセラにおいて、ディーゼルエンジンを搭載するのが今回テストした「アクセラスポーツ 2.2 XD ディーゼルターボ」である。
CX-5やアテンザでもお馴染みとなった「XDグレード」だが、アクセラスポーツに搭載される2.2Lディーゼルターボエンジン(175馬力、42.5kgm)はCX-5、アテンザとほぼ同じものである。特徴を簡単に確認しておくと、大小2つのターボチャージャーを持つことによる出力、レスポンスの向上に加え、エンジンブロックのアルミ化による軽量化、ディーゼルエンジンの価格が高い要因の1つであるNOx触媒を燃焼技術の進歩により不要とすることでコストアップを抑えたことなどが挙げられる。
トランスミッションはマツダがスカイアクティブドライブと呼ぶロックアップ(直結状態)領域が非常に広く、ダイレクト感と燃費の向上に寄与する6速ATと、アテンザで予想外の反響を集めた6速MTを設定。
アイドリングストップや、減速エネルギーをバッテリーよりも瞬間的な充放電性能に優れるキャパシタに貯めてエンジンで駆動するオルタネーター(発電機)の負担を減らし燃費向上に寄与する「i-ELOOP」も備え、JC08モード燃費は6速ATで19.6km/L、6速MTで21.4km/Lという数値を誇る。結果、エコカー減税でも重量税と取得税の免税、さらにクリーンディーゼル車の購入補助金も7万円を上限に受け取れる。
なお、XDグレードはアクセラスポーツのラインナップにおいてスポーツグレード、ラグジュアリーグレードという位置付けになっており、価格は6速AT・6速MTともに306万7,200円と、このクラスの日本車と比べると高価である。
しかし「高いだけに」というか装備内容は赤いラインが入った専用グリルに始まり、LEDフォグランプ、革とスエードのコンビシート、サンルーフ、Boseのオーディオ、先行車追従型のレーダークルーズコントロール、4km~30km/hまでの速度域で作動する自動ブレーキ「スマート・シティ・ブレーキ・サポート」などが標準となる超豪華仕様であることを覚えておきたい。
今回のテストでは6速AT車を起用した。
テストは4月3日(木)の午前11時頃に出発し、午後7時頃に帰京するというスケジュールで実施した。天候は終日雨、気温はピーク時で15度と肌寒く、交通状況は平均的な流れであった。
燃費測定の基本ルール
・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用
・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行
・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定
・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行
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