【燃費】トヨタ 新型ヴォクシーハイブリッド 燃費レポート/永田恵一(1/5)
- 筆者: 永田 恵一
プリウスベースのハイブリッドシステムを搭載した新型「ヴォクシーハイブリッド」
現行モデルからラインナップに加わった、トヨタ「新型ノア&ヴォクシーハイブリッド」は、ハイブリッドカーの普及により「このクラスのミニバンにもハイブリッドを」という要望が増えたことによって生まれた。
新型ノア・ヴォクシーのハイブリッドシステムは基本的に「プリウス」と同じで、1.8リッターエンジン(99ps)に駆動用(82ps)と発電用のモーターを組み合わせ、動力の配分はトランスミッションを使わずに遊星歯車で使い分ける「2モーターハイブリッド」だ。エンジンとモーターの出力をフルに引き出した際のシステム出力は「136ps」。
車重が重いミニバンに対応し、ファイナルギア(最終減速比)はプリウスに対して15%加速重視の「プリウスα」のものが使われている。ちなみに、ヴォクシーハイブリッドは、ガソリン車に対する車重増は同グレードで比べて50kgと意外に少ない。
室内空間が重要なミニバンということでニッケル水素を配置する場所が気になるが、新型ノア・ヴォクハイブリッドでは前席シート下に配置。
ハイブリッド化により補機類の制御などに必要な12Vバッテリーがラゲッジスペース下の収納スペースに移動した分だけスペースは狭くなっているが、室内空間をほとんど犠牲にせずハイブリッド化を実現したことは高く評価できる。
結果、JC08モード燃費でもミニバンとしては圧倒的な「23.8km/L」をカタログに載せており、初期受注でも全体の40%強をハイブリッドが占めている。
今回の燃費テストでは、新型ヴォクシーハイブリッドの「G」(上級グレード/価格は305万4,857円)を起用。
テストは3月25日(火)早朝に開始し、15時過ぎに帰京するというスケジュールで実施した。天候は一日を通して快晴で、最高気温は23度と過ごしやすいコンディションとなった。交通状況は平均的な混雑であった。
燃費測定の基本ルール
・燃費の測定は、車両に純正搭載されている車載燃費計を使用
・スピードは流れに乗ったごく一般的なペースで走行
・車両の状態もエアコンは快適に過ごせる温度(オートエアコンなら25度)に設定
・走行モードが選択できる場合にはノーマルモードを選んで走行
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