【燃費】トヨタ プリウス 燃費レポート/永田恵一(2/5)
- 筆者: 永田 恵一
トヨタ プリウス 燃費レポート【高速道路編】
仕事柄、3代目プリウスには何度となく乗っているが、改めて高速道路を走って感じるのは意外にも「プリウスって速い!」という印象であった。
高速道路本線への合流や追い越し加速でアクセル全開加速を試すと「グイグイ」とスピードが乗り、トヨタが主張する「2.4リッター並のパワー」も大いに納得できる。
一般的な利用であれば、動力性能に不満を感じることはまず無いであろう。
これだけ動力性能があると、高速道路の追い越し車線を疾走しているプリウスについてもある意味、気持ちはよく分かる。さらに、アクセルを深く踏み込んだ際のエンジン音も力強く、澄んだ音である点も高く評価したい。
ちなみに、動力性能に関しては(意外にも)グレードごとに異なる。プリウスの中で最も速いグレードは、車重がSグレードの1,350kgに対し1,310kgと40kg軽い上に、タイヤもSグレードが履く195/65R15に対し1サイズ細い185/65R15を履く「Lグレード」だ。
逆に、「ツーリングセレクション」は車重が1,380kgに増える上に、タイヤも215/45R17と太いため、動力性能では劣勢である。また、テスト日は横風が強かったが、今回燃費テストに使用した「Sグレード」では若干フラツキ感があり、真っ直ぐ走るのに少し気を遣わされた。
以前、クルーズコントロールが標準装備される「Gグレード」にオプション設定される先行車追従型のレーダークルーズコントロールを試したことがあり、参考までにその印象もお伝えしておこう。
プリウスのレーダークルーズコントロールは、約50km/hから100km/hの速度域で作動し、完全停止までは対応しない古い世代のものである。「悪天候に強い」と言われているミリ波レーダーにより前方を監視するタイプでありながら、強めの雨くらいで作動が停止してしまうという弱点はあるもののスムースな加減速はまずまずで、それなりに運転は“上手い部類”であった。
15万1,200円というオプション価格は今でこそ高いと言わざるを得ないが、「Gグレード」を選ぶ際に予算に余裕があるならばレーダークルーズコントロールを装着しておいた方がいいだろう。
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