ダイハツ、スズキ ハスラーの対抗馬か!? 軽クロスオーバー「TAFT コンセプト」を世界初出展【東京オートサロン2020】

  • 筆者: MOTA編集部
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ダイハツから、人気のスズキ ハスラーの対抗馬と思しき軽クロスオーバーのコンセプトモデル「TAFT(タフト)コンセプト」が登場した。軽SUV市場はハスラーの独壇場といっても過言ではない。そこで、ダイハツが市場に送り出すのがタフトだ。“コンセプト”を名乗るが、2020年の市販化も発表された。その詳しい内容を紹介する。

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目次[開く][閉じる]
  1. かつての面影はゼロ! クロスオーバーに変身
  2. DNGAで走りがイイ!
  3. コンセプトカーほぼそのまま市販化
  4. ハンパない解放感! 軽自動車に久々のサンルーフ
  5. TAFT コンセプトについて
  6. 東京モーターショー2019出展の「WakuWaku」が早くも発展
  7. 王者“ハスラー”は2代目にフルモデルチェンジ!

かつての面影はゼロ! クロスオーバーに変身

2020年央に発売が予定されている「TAFTコンセプト」は、1970年~80年代にダイハツが販売していたクロカン4WDのネーミングを継承するが、今回はまったくの別物。人気の軽クロスオーバーとして新たに開発されている。

DNGAで走りがイイ!

コンセプトと銘打っており、全長3395x全幅x1475x全高1630mm、660ccターボ&CVT、2WDという展示車のスペックしか開示されていなかったが、関係者の話によれば、タントで採用されたDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用するとのこと。そこから推察すると、エンジンなどの駆動系を含め、タントから共用されるパーツは多いはずだ。

なお、タフトコンセプトをベースとしたモデルが、2020年央に市販化されることが、ダイハツより公式に発表された。単なるコンセプトではなく、ダイハツはかなり本気のようだ。

クロスオーバーSUVとあって4WD仕様の設定も検討されている。ただし、かつてのタフトやジムニーのような“悪路上等!”な性能ではなく、クロスオーバーSUVならではのオンもオフもバランスよくこなせる、オールマイティな特性となる見込みだ。

ハスラーにはない電子パーキングブレーキ! 渋滞も対応するACCがイイ

ちなみにステアリングをよく見るとクルーズコントロールのボタンが備わっていた。加えて、電子パーキングブレーキにオートホールドボタンがあることから、ダイハツ軽初の渋滞対応のACC(アダプティブクルーズコントロール)が装備されるようだ。

コンセプトカーほぼそのまま市販化

直線基調のボクシーなスタイル、樹脂製のプロテクターをあしらったSUVらしい無骨な雰囲気は、2019年の東京モーターショーに出展された「WakuWaku」がモチーフ。同社のキャストアクティバよりも、SUVテイストを強調した感があり、かつて存在したネイキッドのオマージュという趣だ。

ハンパない解放感! 軽自動車に久々のサンルーフ

WakuWakuで採用されていた横開き式のテールゲートやルーフラゲッジは採用されていないが、フラットで使い勝手のいい荷室スペースを備え、現行の軽自動車では類を見ない面積の大きなガラスルーフが採用される。このルーフ前方まで及ぶガラスルーフは開閉機構を持たないが、頭上がガラス張りとなって見上げれば空、となるため、ハイトワゴンと同等レベルの開放感を得ることができる。

使い勝手を遊び心という、昨今のクロスオーバーがウリとする要件を持ち合わせている点では、ライバルと目されるスズキ・ハスラーに対して十分な競争力となり得るだろう。

TAFT コンセプトについて

TAFT コンセプトは、「Tough & Almighty Fun Tool」をコンセプトに、2020年央の発売に向けて開発を進めている、軽クロスオーバーのコンセプトモデルである。

日常生活からレジャーまでアクティブに使える新感覚の軽クロスオーバーであり、開放感あふれるガラスルーフや、フラットで使い勝手の良い荷室空間といった、毎日を楽しくしてくれるアイテムを多く採用している。

東京モーターショー2019出展の「WakuWaku」が早くも発展

写真を見てピンときた方も多いだろう。そう、2019年10月に開催された東京モーターショーで、ダイハツブースに飾られていた軽SUVのコンセプトモデル「WakuWaku」(ワクワク)の進化系だ。なるほどショーモデルとはいえ現実味もあり、将来の市販化も想像されたが、こんなに早く展開されるとは。東京モーターショー2019でサプライズ出展され、その後11月には発売されたコンパクトSUV「ロッキー」にも驚かされたが、最近のダイハツはこうやってみんなを驚かせるのが好きなようだ。

東京モーターショー2019ダイハツブースを改めて見たくなったぞ

楽しいコンセプトモデルが多数出展された東京モーターショー2019ダイハツブース。もしかして、まだ発売予定車が潜んでいるのかもしれない!?

ダイハツコンセプトカーの詳細はこちらをチェック。

王者“ハスラー”は2代目にフルモデルチェンジ!

※2019年12月24日更新

ダイハツはきっと、この日に合わせて発表したのだろう。TAFTコンセプトを発表した翌日の12月24日、スズキは人気軽クロスオーバー「ハスラー」のフルモデルチェンジを発表した。発売は2020年1月20日の予定。

ワゴンRなとど並ぶスズキの基幹車種として、すっかり“定番モデル”化した感のある人気のハスラーだけに、新型の進化ぶりも気になるところだ。

軽自動車を熟知するカーライフ・ジャーナリストの渡辺陽一郎さんが徹底的に新型ハスラーの詳細について紹介する!

【随時更新!】東京オートサロン2020情報TOPページはこちら!

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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